![ロバート・キャパ写真集 岩波文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001897/0018977668LL.jpg)
- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
ロバート・キャパ写真集 岩波文庫
![ロバート・キャパ写真集 岩波文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001897/0018977668LL.jpg)
定価 ¥1,540
715円 定価より825円(53%)おトク
獲得ポイント6P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
![](/library/dummy/img-pickUp01.jpg)
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
7/3(水)~7/8(月)
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2017/12/01 |
JAN | 9784003358016 |
- 書籍
- 文庫
ロバート・キャパ写真集
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ロバート・キャパ写真集
¥715
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
4.3
11件のお客様レビュー
「ロバート・キャパ写真集」岩波文庫、2017年。 ▼ICPロバート・キャパ・アーカイブ、というのが編集主体だそうです。ICPとはまさにキャパが作った国際的な写真家の協会だそうですね。それがこうやって文庫本で出るまでには色々あったんだろうなあと思いますが、まずは本として素晴らしい...
「ロバート・キャパ写真集」岩波文庫、2017年。 ▼ICPロバート・キャパ・アーカイブ、というのが編集主体だそうです。ICPとはまさにキャパが作った国際的な写真家の協会だそうですね。それがこうやって文庫本で出るまでには色々あったんだろうなあと思いますが、まずは本として素晴らしいと思います。もちろん点数は限定されるけど、お手頃価格で気軽に買って親しむことが出来る。 ▼改めてキャパの代表作?を見るとやっぱりすごいなあと。キャパの仕事を考える上では、 ●ファシズムと戦争の時代 ●カメラがコンパクトに高機能になった ●キャパという冒険心に富んで、一方で色んなしがらみから「落ち着きどころのない人生」の写真家が欧州に生まれたこと ●スペイン内戦という、「既存の権威が関わりづらいニュース現場」で名を挙げた幸運 などなどの偶然と必然があったと思いますが、 「写真を撮って、いまいちだと思ったなら被写体に近づこう。それでもイマイチなら、もっと近づこう」 という名言の通り、ギミックや表現もあるけれど、被写体への反射と、距離。つまり信頼関係と肉体的な共感度、ですかねえ。 ▼そして、「戦場を取る、そのなまなましさ」もすごいんですけれど、 ・戦場の悲惨の中での、報道の無力感、自己嫌悪(と同時に噴出する功名心) *戦争被害にあった一般人の写真や、死体の写真とか。 ・悲惨の中でもひとりひとりの被写体が生み出す人間味の、ユーモアと美しさ。 *兵隊と一般人のふれあい。子供たち。兵隊同士のリラックスした瞬間。 ・戦争につきものの「正義」の危うさ *解放後に「敵方に味方した市民をいじめる市民たち」など そのあたりが、すごく熱く訴えかけてくる。 ▼お買い得で素敵な一冊でした。
Posted by
最も有名な、ノルマンディー上陸作戦のブレた写真の注記。 「暗室の助手は興奮のあまり、ネガを乾かす際に過熱しすぎてフイルムの溶剤を溶かしてしまい、写真を台なしにしてしまった。… 熱でぼやけた写真に付けられたキャプションには、《キャパの手は激しくふるえていた》とあった。」 こうや...
最も有名な、ノルマンディー上陸作戦のブレた写真の注記。 「暗室の助手は興奮のあまり、ネガを乾かす際に過熱しすぎてフイルムの溶剤を溶かしてしまい、写真を台なしにしてしまった。… 熱でぼやけた写真に付けられたキャプションには、《キャパの手は激しくふるえていた》とあった。」 こうやって伝説は作られる。
Posted by
3月は読んだ本が少ないから写真集でページ数の水増しをしようということで積読の森から引っ張り出してきました(ひどい読書理由)。キャパの写真は東京都写真美術館などで見ることが多く、初見の写真は余りなかったです。有名な(1枚目の)トロツキーと、ノルマンディ上陸作戦の写真、どちらもぶれた...
3月は読んだ本が少ないから写真集でページ数の水増しをしようということで積読の森から引っ張り出してきました(ひどい読書理由)。キャパの写真は東京都写真美術館などで見ることが多く、初見の写真は余りなかったです。有名な(1枚目の)トロツキーと、ノルマンディ上陸作戦の写真、どちらもぶれたりぼけたりなのに、それが一瞬をとらえた良さになっているのが面白いです。今のスマホの写真で、ぶれを良さとして使うことは出来るんだろうかと思ったりします。
Posted by