1,800円以上の注文で送料無料

頼子のために 新装版 講談社文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-03-05

頼子のために 新装版 講談社文庫

法月綸太郎(著者)

追加する に追加する

頼子のために 新装版 講談社文庫

定価 ¥924

330 定価より594円(64%)おトク

獲得ポイント3P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2017/12/15
JAN 9784062938112

頼子のために 新装版

¥330

商品レビュー

3.7

36件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/06/11

父親の倫理としてどうなのかというイヤミスな要素もありつつ、本格ミステリ作家だけどこの作品は誰でも読みやすい感じなのでお勧めしたい。

Posted by ブクログ

2025/05/30

トリックについてはさすがと思ったのだが、動機に共感できなかったので今ひとつ没入できず。あと、昔の推理小説風の分析的な文体(同じ作者の他の作品では感じなかったのでわざと?)にどうもなじめなかった。さらに、最後に「それはいかんだろ」ということが1つ。

Posted by ブクログ

2025/01/28

通り魔に娘の頼子を殺された父親が 真相を推理した手記には、大きな力にとって不都合な真実が含まれていた。 そんな事件を著者かつ登場人物である法月綸太郎が依頼を受けて再調査をする話。 昨今「どんでん返し」を売りにした小説は いくつもありますが、この本は年代がやや古いこともあって売り...

通り魔に娘の頼子を殺された父親が 真相を推理した手記には、大きな力にとって不都合な真実が含まれていた。 そんな事件を著者かつ登場人物である法月綸太郎が依頼を受けて再調査をする話。 昨今「どんでん返し」を売りにした小説は いくつもありますが、この本は年代がやや古いこともあって売りとしてやらしく作為的に伏線を散りばめるのではなく、登場人物各々の主観を法月がまとめ上げることによって驚くような真実に辿り着きます。きっと誰も間違っていないのでしょう。 本編の大筋とは一見関係ないのだけれど、 今日もどこかで誰かが亡くなっていて、 それでも世界は何も変わらず動くのだという 事実にハッとさせられました。 情景描写や心理描写が詩的な部分があり、そこは好みが分かれるかと思いますが、私はとてもリアリティを感じることができたのでこちらの評価です。

Posted by ブクログ