あんた、ご飯食うたん？ 子どもの心を開く大人の向き合い方

中本忠子(著者)

• 販売会社／発売会社: カンゼン
• 発売年月日: 2017/12/13
• JAN: 9784862554376

商品レビュー

2025/01/05

保護司という存在を初めて知った。

ここでは分かりやすく機能不全家族に生まれ育った子たちが出てくるが、その1歩手前の家庭の子にもこういう場があると嬉しいなと思った。
私は今まで接客、調理どちらも併せて飲食の仕事に携わってきたけれど、ご飯、大事だね。
悲しいことがあっても、辛いことがあっても、落ち込んでもう死にたいと思っても、とりあえずご飯を食べられたらその場はセーフだと感じる。
食べるっていうことは生きることだから。
食べる、食べたいと思えるのは生きる、生きたいと再確認することだから。
この会はばっちゃんが亡くなっても続いていくんだろうか。そうだといいなあ。
なんて他人事に書いていますが、ものすごい尊い取り組みをされてると思う。

2024/03/06

リアルサンジ
お腹が空いたら悪さをする
心の拠り所、居場所、
信じる信頼(疑いの目を持たない)
同情よりも共感、人生寄り道した人ほどあったかい

記憶に残る人間はこんな人
読み返したいと思いました

2023/05/22

「お腹が空くから悪さする」と子どもたちに食事を作り続けるばっちゃんの言葉。
何よりも関係性を築くこと。だから言葉が届く、気持ちが伝わる。
子どもの行ないの原因は環境にある。ならば自分のできる範囲で環境を整えよう。それが食べることなのだろう。