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この星の忘れられない本屋の話
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2017/12/07 |
JAN | 9784591156650 |
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この星の忘れられない本屋の話
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世界各地の作家たちが、自分の人生を形作った大切な本屋の記憶を語ったエッセイ集。 原題は「立ち読み」を意味するBrowseだと言われるとエモい邦題に騙されたような気分になる(笑)。挿画もノスタルジックで甘い感じだけど、みんなが子ども時代の話をしているわけでもない。 イヴォーン・...
世界各地の作家たちが、自分の人生を形作った大切な本屋の記憶を語ったエッセイ集。 原題は「立ち読み」を意味するBrowseだと言われるとエモい邦題に騙されたような気分になる(笑)。挿画もノスタルジックで甘い感じだけど、みんなが子ども時代の話をしているわけでもない。 イヴォーン・アジアンボ・オーウーアーが語るナイロビのウェストランド・サンドリーズ書店と、ステファノ・ベンニが語るボローニャのラ・パルマヴェルデ書店は一人の情熱と確固たる思想に貫かれた場所で、二人が店を讃えるその熱さが羨ましい。生涯で一度は自分にもこんな本屋との出会いがあってほしいと思う。書棚が店主の知性と思想で統一されている本屋は小さくても特別で、他人の脳を覗かせてもらっているような魔法の空間になる。だけどダニエル・ケールマンが言うように、個人書店ほど客との距離が近くなくて、大型チェーンよりは品揃えが気が利いているくらいの規模感が日常的に通いやすいというのも事実ではある。 どんな本でも手に入れてきて、自分にぴったりな物語を見つけてくる凄腕の古書ディーラーをドラッグの売人に喩えたサーシャ・スタニシチや、サイン会がそのまま反政府デモに繋がっていった2011年のエジプト革命の体験談を綴ったアラー・アル・アスワーニーの文章も無二の存在感を放っている。 子どものころからずっと本を読んできた私にとっても、本屋をBrowseすることは自分を整えるために大事なルーティンなのだと思う。「自分を見失わないようにするために、本屋にやってくる人たち。それがブック・ピープルです」。そう、私もブック・ピープルなのだ。
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本屋に行きたくなってうずうずする一冊!! わたしは電子書籍を読むことも、ネットで本を買うこともあるけど、やっぱり本屋に行って立ち読みして衝動買いすることに勝る幸福はないな。
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色々な作家の本屋に対する思い入れが感じられる。本屋さんで本を買うのは、インターネットで欲しい物を手に入れるのとは、また違った楽しみがある。何気なく手に取ってパラパラ拾い読みをして「あっ、面白そう」っと購入する。ほとんどハズレた事がない。また、そういう本が思いれのある一つに成ったり...
色々な作家の本屋に対する思い入れが感じられる。本屋さんで本を買うのは、インターネットで欲しい物を手に入れるのとは、また違った楽しみがある。何気なく手に取ってパラパラ拾い読みをして「あっ、面白そう」っと購入する。ほとんどハズレた事がない。また、そういう本が思いれのある一つに成ったりする。本との出会いが本屋さんにはある。この本には、各種作家の思い出の本屋と一緒に思い出の本が掲載されている。そんな本は、当然の事ながら読みたくなってしまう。また、読みたい本が増えてしまう…すごく幸せだ。この本自体も、本屋さんで何気なく手に取ったものだが、思いがけず良い本に巡り合った。
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