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森家の討ち入り
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2017/12/08 |
JAN | 9784062208840 |
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森家の討ち入り
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
江戸時代、岡山県の北、中国山脈の近くに、美作国津山藩があった。津山藩はわ織田信長の小姓で有名な森蘭丸の一族、森忠政が築いた藩。 元禄8年に幕府から中野村に犬小屋の築造することを命じられた。この工事、財政的にも大変な負担で、このことが要因のひとつになり、森家は改易になる。その森家に...
江戸時代、岡山県の北、中国山脈の近くに、美作国津山藩があった。津山藩はわ織田信長の小姓で有名な森蘭丸の一族、森忠政が築いた藩。 元禄8年に幕府から中野村に犬小屋の築造することを命じられた。この工事、財政的にも大変な負担で、このことが要因のひとつになり、森家は改易になる。その森家に仕えていた3名の家臣が赤穂藩にとりたてられ、5年後にの討ち入りに参加する。徳川幕府の、自分たちが務めた2つの藩への理不尽な仕打ちに、許しがたい気持ちがあったのではないかという視点で書かれた討ち入りの話。 地元(作州は津山)の人間としては、面白いと納得。
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- ネタバレ
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赤穂浪士の中に、何故津山森家の旧臣が三人もいたのか? この作品を機に、赤穂四十七士を調べてみたら、播磨赤穂藩の藩士は半分程度らしい。 赤穂事件についてはいまだ謎の部分も多いし、興味深い。 ただこの作品についていえば、赤穂事件は添え物程度の描かれ方で、主要テーマは津山森家のお家騒動。 よくある権力争いの話かと思えば、そこに柳沢吉保の名前がちらほらと出て来て一気にキナ臭くなる。 諸田さんらしく男女の情愛を絡め、時にミステリータッチに、時にサスペンスモードに、最後はそれぞれがそれぞれの道でなすべきことを成していくという、苦くもスッキリした描き方。 お家騒動により改易された森家が、やがては松の廊下事件でお取り潰しとなった赤穂藩を引き継ぐという皮肉な運命も興味深い。 ただ勘平の言う『森家が、(ご公儀に対して)いったい何をしたのか』という部分が最後まで分からないままだったのが消化不良。 せっかく多視点から描いたり、時系列を遡るという凝った構成だったのに、上手く活かされなかった感じが強い。
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備中森家のお家騒動にまつわる様々な出来事と、その後の赤穂浪士の討ち入りに加わった三人の武士の物語。 森家の騒動がわかりにくくて、登場する人々の気持ち等よりもただ出来事を説明する事に終始した感がある。 とにかく感情移入出来なかったなぁ。
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