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思えば、孤独は美しい。
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ほぼ日 |
発売年月日 | 2017/12/01 |
JAN | 9784865013085 |
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思えば、孤独は美しい。
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商品レビュー
3.6
20件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
しばらく自分と向き合って問い続ける姿勢がすっかり抜け落ちてしまっていた今のわたしに、糸井重里さんの言葉が響きすぎている節がある。 今回も、好きなフレーズを手帳にたくさん書き留めた。 ・文章を書くことは、自分に質問を続けることかもしれない。 ・たのしくもなんともない場に、たのしいことを見つけたり、生み出したりするのは、よくそれをしている人には、むつかしいことではない。たのしいことを見つけるというのは、とても大切なことだ。 たのしいことを見つけるより前に、「これはたのしいですよ」ということが、ひっきりなしに流れてくるのが、現代というものだ。テレビだとか、ゲームだとか、スマートフォンだとか、「ここにたのしみがありますよ」と教えてくれる。 もちろん、そのことがわるいことだとは思わない。ただ、たのしみというものを、だれかに与えてもらうものなんだと思いこんでるそのクセが、もったいないと思うのだ。 たのしいことというのは、だれかがくれるものではない。だれかだとか、なにかだとかといっしょに、じぶんで生み出すものだ。「たのしい」が雨のように降り注いできたとしても、あなたがたのしくなるとはかぎらない。「たのしい」は、もともとあなたが持っているもので、あなたの「なかに(!)」あるものなのだ。 ・何度となく言ったことばがある。「多忙は怠惰の隠れ蓑である」という、高校時代の国語の先生に教わったことばだ。 次から次にやらねばならぬことがあるときには、立ち止まって疑いを持つというようなことができない。 「まったく別の視点から見直す」であるとか、「いったん止めて熟成を待つ」というようなこと、「原点から考えること」もやっていられなくなる。 忙しいときに生まれるリズムによって、なにかに熟練していくといういいところもあるけれど、だいたい、多忙は本質を見えにくくしてしまう。 しかし、「おれは忙しくはたらいている」というじぶんを許すだけの理由もたっぷりあるから、なかなかとても忙しい状態から抜け出すのはむつかしい。 長い休みのとれるとき、ぼくはちょっと落ち込んでいる。 その理由は「多忙という隠れ蓑」を失うからだと思う。 正直に言えば忙しいふだんよりも、ずっと苦しい。 「多忙という怠惰の隠れ蓑」は、ある意味で、ふだんのじぶんをずいぶん助けてくれているのだ。
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糸井重里さんの言葉集。 ほんとよい空気感の言葉たちでふと立ち返って考えさせてもらえるよい本。詩集? メモ ・偶然と幸運 ・さみしさというもの。あらゆるものにあるさみしさ。懐かしさや暖かさの中にあるさみしさ。じわっとした快感のようななにか。あはれ ・道半ば、それこそが道なのでは。...
糸井重里さんの言葉集。 ほんとよい空気感の言葉たちでふと立ち返って考えさせてもらえるよい本。詩集? メモ ・偶然と幸運 ・さみしさというもの。あらゆるものにあるさみしさ。懐かしさや暖かさの中にあるさみしさ。じわっとした快感のようななにか。あはれ ・道半ば、それこそが道なのでは。 ・欠けると気になるが割れてしまえば、新しいことがはじまるのでは ・酔うということ ・こころというものの存在 ・どうでもいいとの格闘と抱擁 ・思えば孤独は美しい。孤独とじっと向き合った人だけが本人なのである
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糸井重里がつづった1年分のことばから、 心に残ることばを集めたシリーズ11作目。 ヒグチユウコさんのイラストが美しい。 糸井重里の本は装丁やフォントや 細かいデザインまでこだわりを感じる。 毎日をしっかりと自分の手で握りしめて それをシンプルな言葉で綴れる。 コピーライタ...
糸井重里がつづった1年分のことばから、 心に残ることばを集めたシリーズ11作目。 ヒグチユウコさんのイラストが美しい。 糸井重里の本は装丁やフォントや 細かいデザインまでこだわりを感じる。 毎日をしっかりと自分の手で握りしめて それをシンプルな言葉で綴れる。 コピーライターって本当にすごい。
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