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図書館島 海外文学セレクション
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2017/11/30 |
JAN | 9784488016647 |
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図書館島
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商品レビュー
3.7
14件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
物語と本、言葉と文字、そして数多の悲恋を題材にした素晴らしい叙事詩という印象。大賞を取るだけのことはある、とは思うのだが。 いかんせん邦題と帯の惹句、表紙裏のあらすじ紹介があまりにもミスリードに過ぎる。図書館島なる島は登場しないし主人公は幽閉されたりしない。まるで宗教の対立を解決する役を果たしそうに紹介されているが、単に巻き込まれ利用されるだけに過ぎない。このミスリードさえなければ「一体いつ図書館島(全体が図書館となっていて歴史上存在した全ての本が集められている無限遠を思わせるような島を連想した)に囚われるのだろう」と思いながら、それまでの前段だという意識で物語を読み進めることはなかったはずだ。その先入観ゆえに純粋にこの大いなる叙事詩を存分に楽しめなかったのが非常に残念である。原題は「オロンドリアの異邦人」。本を売るためには仕方の無いことかも知れないが、読者に対してあまりにも不誠実ではないだろうか。
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手のひらに異世界はあった。知らないの逸話、分からない単語、本を開く度に異世界の息遣いが聞こえて色づいていくのが堪らなかった。 ボリュームありすぎてちょっとだけしんどかったけどな!!あと用語表は早く見つけたかった…
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図書館島異聞を読みたくて4年ぶり?くらいに再読。 前回読んだときには、理解が追い付かず疲労した記憶が強かったが、2回目でやっとこの本との付き合い方が分かった気がする。 異国の風景、匂い、色彩、人々の暮らし。 死に取り憑かれた主人公の生き方と愛。 旅するように、ただ、この世界の空...
図書館島異聞を読みたくて4年ぶり?くらいに再読。 前回読んだときには、理解が追い付かず疲労した記憶が強かったが、2回目でやっとこの本との付き合い方が分かった気がする。 異国の風景、匂い、色彩、人々の暮らし。 死に取り憑かれた主人公の生き方と愛。 旅するように、ただ、この世界の空気を吸って、浸りきればそれで良い。 理解できない部分を理解しながら読み進めるというより、どこまでも深く本の中に潜っていく感覚を味わう本。 時間を置いて何度も読み返したいと思う。
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