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宰相A 新潮文庫

田中慎弥(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2017/11/29
JAN 9784101334844

宰相A

¥220

商品レビュー

3

8件のお客様レビュー

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2022/05/08

ディストピア小説と言えばディストピア小説とも言えるが、「作家」とか「よみもの」の存在意義を問いかけたんじゃないかなぁと思った。 いや、存在意義というより、存在根拠と言うべきか。 風刺と読むより巷間ですでに多くの人に語り尽くされている「芸術で世界を変えれるか」問題へのこの作家な...

ディストピア小説と言えばディストピア小説とも言えるが、「作家」とか「よみもの」の存在意義を問いかけたんじゃないかなぁと思った。 いや、存在意義というより、存在根拠と言うべきか。 風刺と読むより巷間ですでに多くの人に語り尽くされている「芸術で世界を変えれるか」問題へのこの作家なりのアプローチではないやろか。 その答えはこの作品では一見無力的にも読めるが、書くということは過去と未来をしっかりと結びつける重要な役割を果たしていると、ちゃんと作家をアピールしとります。

Posted by ブクログ

2018/11/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公は、母の墓参りに帰郷したが、到着したのは故郷ではなく、全く見覚えのない景色。周りは軍服のような服装をしており、瞳も髪も日本人離れしている風貌な人ばかりだった・・。 ここは日本であるが、今現在の日本とは違う世界にスリップしてしまった主人公。右も左も分からず、拘束され”旧日本人”と差別され、隔離される。 日本の政治とは何か? 現在の政治から窺える日本の未来はどうなのか?・・考えられるであろう道筋が作中に落とし込まれている。 ただし、あくまでフィクションである。どのように感じ、考えるかは各々の捉え方だろう。今の政治に不満があるのか、無いのかで捉え方も変化するだろう。

Posted by ブクログ

2018/10/21

戦争主義的世界的平和主義における民主主義的戦争! SFの一分野としてのディストピア小説とみるか、政治批判とみるか。

Posted by ブクログ

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