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全訳 封神演義(2)
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全訳 封神演義(2)

二階堂善弘(訳者), 山下一夫(訳者), 中塚亮(訳者), 二ノ宮聡(訳者)

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全訳 封神演義(2)

定価 ¥3,520

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勉誠出版
発売年月日 2017/11/22
JAN 9784585296423

全訳 封神演義(2)

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商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2024/11/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中国明代に成立した神怪小説『封神演義』の日本語完訳本。古代中国の周と殷の戦い(殷周革命)を背景に、神仙妖人が数多の術や宝寶を駆使して相争う一大戦記を描く。2巻では第二十六回「妲己設計害比干(妲己、計を設け比干を害す)」から第五十回「三姑計擺黄河陣(三姑、計りて黄河陣を擺く)」までを収録する。 本書は、明代の神怪小説『封神演義』の日本語全訳シリーズの第2巻である。殷の忠臣比干の謀殺と太師聞仲の帰還で幕を開ける本巻は、殷周抗争の幕開け、そして封神計画の本格始動となる「承」の巻でもある。鎮国武成王黄飛虎の亡命をきっかけとして巻き起こる殷(成湯)と周(西岐)との戦いは、やがて仙界の闡・截二大教派をも巻き込んだ大乱へと拡大していく。此方の成湯からは四聖、魔家四将、そして聞仲といった強敵が攻め寄せ、彼方の西岐には哪吒、楊戩、黄天化等の三山五岳の門人が馳せ参じる。金鰲島の十天君が恐るべき十絶陣を敷けば、崑崙山の十二上仙がこれを打ち破る――。前半の山場を描く本巻は、まさに道術・宝寶が飛び交い神仙英傑が覇を競う『封神演義』の本領発揮の巻とも言えるだろう。 (……そして同時に本巻は「決め場のはずなのにイマイチ締まらない」『封神演義』の独特の雰囲気を本格的に味わえる巻でもある。関羽の五関越えを思わせながらも実際の道中はかなりグダグダな黄飛虎の五関越え、本格参戦後の初戦で早くも死亡する出オチをかます黄天化、各陣の噛ませ役として毎回適当な登場人物が犠牲となる十絶陣の戦いなど、良くも悪くも妙な印象を与えてくれる本作の凹凸ぶりを楽しめるのも本巻からである。主役の姜子牙に至ってはここまでで3回も死亡してしまっているが安心してほしい。仙丹があれば生き返れるし、この後まだ4回は死亡する羽目になるのだから) 巻末の中塚亮氏によるコラムでは絵画などの図像における『封神演義』の姿を解説、本作の登場人物や場面が後世どのような形で描かれてきたかを紹介する。創作された物語である『封神演義』のイメージや設定が現実の神仏への信仰に多大な影響を与えたことは既に1巻の解説でも言及されていたが、左右一対の門神として描かれた趙公明と燃燈道人や辟邪の護符に描かれた姜子牙の図像はまさに『封神演義』劇中の姿そのものであり、興味深いものであった。

Posted by ブクログ

2018/11/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さて、2巻目。いやもう全体的にツッコミどころ多すぎで、大変読みづらいのですが面白かった。 内容は聞仲登場からの仙界大戦。キャラも続々出てきて、まるで、少年漫画みたいなオールキャラバトルものの展開でした。講談が元になっているからか、小説を読んでいるというより、講談を聴いているという気持ちで、仔細は気にせず読んだ方が楽しめると思います。 崑崙勢vs金鰲勢の戦いが始まり、主人公・姜子牙がようやく打神鞭&四不相をGet!楊戩・趙公明・雲霄三姉妹・十二仙・十天君・その他大勢も登場し、宝器(宝貝)や剣や陣を使って仙人同士のスーパーバトルを繰り広げます。モブキャラ多すぎ!そしてすぐ死ぬ!(笑) 強い敵登場→強い味方が登場して倒す→さらに強い敵登場でピンチに→さらに強い味方が登場……のエンドレスで、同じような展開がずっと続くし、出てくるキャラも強いのか弱いのかよくわからないし、一体どういうことだってばよ?!な展開が延々続きます 。 出てくるキャラクターや宝器がバラエティに富んでいてある意味面白いんですが、1巻のあとがきで訳者の先生が『二次創作の方が流行った』という理由も良く分かる2巻でした。 次巻では、作中最強(と思われる?)老子&元始天尊が雲霄三姉妹と戦うようです。元始天尊やあまり戦うイメージのない老子がどのように戦うのか、どういう展開になるのか楽しみです。

Posted by ブクログ

2018/03/01

二巻では、四聖、魔家四将、趙公明と次々襲ってくる聞仲軍ですがその中でも十絶陣の対決が熱い。 そして楊戩がやはり優等生で格好いい。

Posted by ブクログ