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島抜けの女 鎌倉河岸捕物控 三十一の巻 ハルキ文庫時代小説文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2017/11/01 |
JAN | 9784758441315 |
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島抜けの女
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商品レビュー
3.2
9件のお客様レビュー
宗五郎夫婦が仲間の御隠居たちと一緒に豊島屋夫婦の結婚式に出席がてら京都へ船旅している道中の様子がとても羨ましい。このようなお金と時間に余裕がある旅行は現代でも定年後の目標の一つです。 一方で現役世代はといえば、政次はお偉方のプライベートが関わる事件のた真相を自ら呑み込んで闇に葬る...
宗五郎夫婦が仲間の御隠居たちと一緒に豊島屋夫婦の結婚式に出席がてら京都へ船旅している道中の様子がとても羨ましい。このようなお金と時間に余裕がある旅行は現代でも定年後の目標の一つです。 一方で現役世代はといえば、政次はお偉方のプライベートが関わる事件のた真相を自ら呑み込んで闇に葬るという、まさに十代目の貫禄が身につき始めました。 いつまでも中途半端だったむじな長屋の末弟も、まさに怪我の功名で今回ばかりは落ち着きそうだし、いよいよシリーズを締め括りモードに本格突入です。
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※このレビューにはネタバレを含みます
豊島屋の嫁入りで、京での本祝言に向かう一行と、江戸に残った金座裏での騒動。 もともと色々問題のあった亮吉がここ数巻随分と危うくなっていたし、前巻の終わりであちこち旅をしたいなんてことも言い出して、こりゃいきなりふらっと旅に出て、なしくずしに手先を辞めるんじゃないかとまで思ったけど、今回でちょっと違う方向で落ち着いた模様。 しかし、この後亮吉がどうなることやら。 急に真面目になられてもと思うけれど、失言、問題発言や後輩に追い抜かされるかもと言う焦りでじたばたする亮吉も行き過ぎると読みにくいので、難しいところだと思う……。
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豊島屋の本祝言で、京へ宗五郎も旅立ち、江戸を不在にしている中、大阪にいた時に小田切奉行が、立ち入った事件の夜桜お寅が、島抜けをしたとの情報が入って来た。 さてさて、今回は、京都とお江戸を舞台を、点々と変えながら、優雅な旅行と、難題の事件とが、展開していく。 御用を全うしようとした亮吉が、刺傷し意識が戻らない状態になり、その一味に政次が、見せた顔は、今までにない形相になっていた。 亮吉も、意識が戻り、ホッとしたけど、、、、これで、次の巻は、身を固める事になって行くのかな?と、思う。
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