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書簡詩 講談社学術文庫
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書簡詩 講談社学術文庫

クィントゥス・ホラーティウス・フラックス(著者), 高橋宏幸(訳者)

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書簡詩 講談社学術文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2017/11/11
JAN 9784062924580

書簡詩

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2023/04/29

(若い女よ)将来を思い煩うな。遠い先までの希望を抱くな。占星術にお伺いを立てるな。それよりも、今日という日を摘み取れ(carpe diem)。花を摘み、葡萄を摘み取るように。『書簡詩』 心を統治せよ。若いうちによりよいことに馴染め。新しいうちに染み付いた香りは瓶から消えない。あ...

(若い女よ)将来を思い煩うな。遠い先までの希望を抱くな。占星術にお伺いを立てるな。それよりも、今日という日を摘み取れ(carpe diem)。花を摘み、葡萄を摘み取るように。『書簡詩』 心を統治せよ。若いうちによりよいことに馴染め。新しいうちに染み付いた香りは瓶から消えない。あなたはのんびり行くか。力強く先を行くか。私はのろい人を待たないし、先を行く人は追いかけない。第二歌。『書簡詩』 大いなる苦労なしに、人生は人間に何も与えない。 欲望を抱く人は恐怖を抱く。恐怖とともに生きる人は決して自由になれない。第十六歌。『書簡詩』 渇きに喉が焼けるとき、まさか君は黄金のカップ(で水を飲むこと)を所望しないだろう。 絵について。近づいて立った時のほうが心を捉えるものもあれば、離れて見た時のほうがよいものもある。暗い場所を好む絵もあれば、明るい光のもとで見られることを欲するものもある。一度で気に入る絵もあれば、重ねて10度見たあとで気に入る絵もある。詩も同様である。 創作について。今日という日を摘み取れ(carpe diem)、よく知られた語(「日」や「摘み取る」)を巧妙に組み合わせることで、新鮮さが生まれ、優れた表現になる。語を結びつける際に細心の注意を払え。▼努めて簡潔さを求めると曖昧になる。▼作品づくりは始めた時点で半分完成している。▼分別の心に、わずかな愚かしさを交ぜよ。▼ 一度発せられた言葉は取返しがたい。 征服されたギリシアが、野蛮な征服者(ローマ)をとりこにした。ローマ文化はギリシア文化の模倣にすぎない。 ホラティウス。ローマ人。 ************************** ※前27 オクタウィアヌス時代。元老院から称号アウグストゥス。初代ローマ皇帝。

Posted by ブクログ

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