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仕事場訪問 四月と十月文庫8
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 港の人 |
発売年月日 | 2017/10/01 |
JAN | 9784896293388 |
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仕事場訪問
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倉敷の旅行中に購入。新本で1650円。216ページの文庫本にしたらかなり高価。だけど、牧野伊三夫の本なら納得できる。というくらいこの人の本が好き。 牧野伊三夫の本は、文章も写真もわざと今を感じさせないように書かれている。ネットもスマホも出てこない。写真は何で撮っているのか、昭和の...
倉敷の旅行中に購入。新本で1650円。216ページの文庫本にしたらかなり高価。だけど、牧野伊三夫の本なら納得できる。というくらいこの人の本が好き。 牧野伊三夫の本は、文章も写真もわざと今を感じさせないように書かれている。ネットもスマホも出てこない。写真は何で撮っているのか、昭和の写真のようにいつもぼやけている。 現代のリアルタイムの文章がちょっと苦手な私は牧野伊三夫の本を読むとなぜかほっと安心する。 この本は牧野伊三夫が気になるアーティストを、有名な人から自分の友達まで、今も活躍する人から死んだ人まで、それぞれの経歴などを好きに紹介した連載をまとめたもの。 最初の刷り師の回では、芸術で大事なのは何かを問いながら、結局なにかわからない、というぼんやりしたところから始まる。読む方としてはちょっともやもやする。しかし、以降の回を読んで行くと、牧野がどんなものに芸術を感じるのかがどんどん具体的になっていって、そのジャンルがしかも多岐にわたるので楽しい。その人の作品見てみたい、という気持ちにもなる。 それほどアートに精通していなくても、アーティストってそうやって生まれるんだなぁと、楽しく読めるエッセイです。
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