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純文学とは何か 中公新書ラクレ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2017/11/09 |
JAN | 9784121506047 |
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純文学とは何か
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商品レビュー
3
12件のお客様レビュー
本書によると、大衆、通俗に分類される小説でも、読者層は全体の1%にすぎず、小説とは思った以上に読まれていない。また近代において、純文学は人間のひどい面をシニカルに描く一方で、通俗は人情を訴えるところが特徴である。ちなみに西洋ではこれらの乖離が大きく、とくに通俗小説は構成に残らな...
本書によると、大衆、通俗に分類される小説でも、読者層は全体の1%にすぎず、小説とは思った以上に読まれていない。また近代において、純文学は人間のひどい面をシニカルに描く一方で、通俗は人情を訴えるところが特徴である。ちなみに西洋ではこれらの乖離が大きく、とくに通俗小説は構成に残らないことが多いという。本書の最後に今後の文学に考察するが、著者の考えとして、人は文字を読むのではなく、脳に直接何かが入力されるようになるかもしれないし、文学研究はコンピュータに一蹴される可能性が高い。とはいえ、文学は少数の人間の、金にならない趣味として今後も存続するだろうという。
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ともかく知っている「情報」をどんどん打ち込んでいく作業を続けるとこの本ができる。言いたいことは、何もないのだが、、。
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「純」と「大衆」の違いについて、はっきりとした明確な定義を与えるのではなく、文学の範疇に留まらない例を挙げてその輪郭を浮かび上がらせて行く。ただ、挙げられた作品名を見ても全くピンと来なかった自分には、理解するための読書量が余りにも足りていなかったみたい。
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