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小酒井不木探偵小説選(Ⅱ) 論創ミステリ叢書109
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 論創社 |
発売年月日 | 2017/11/08 |
JAN | 9784846016449 |
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小酒井不木探偵小説選(Ⅱ)
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面白かったのは、「探偵戯曲 紅蜘蛛奇譚」「探偵小説劇 龍門党異聞」といった昭和二年の台本系の作品。文士劇ではなく新派の役者が演じていたようですが、筋立てはシンプルで演者の技量如何で面白くなりそうな雰囲気の作品だなあと。 名古屋に居を構えて活躍していたのは知っていましたが、ここまで...
面白かったのは、「探偵戯曲 紅蜘蛛奇譚」「探偵小説劇 龍門党異聞」といった昭和二年の台本系の作品。文士劇ではなく新派の役者が演じていたようですが、筋立てはシンプルで演者の技量如何で面白くなりそうな雰囲気の作品だなあと。 名古屋に居を構えて活躍していたのは知っていましたが、ここまで描く作品に名古屋が舞台のモノが多いのにも驚きました。 それと、随筆であらかじめ今で言うメディアミックスを意識して作品を書くべし、みたいな話などを謳ってて面白かった。 個人的な好みの問題かも知れませんが、随筆の方ははその随筆個々の本文部分に、何年何月のモノかというのを入れて欲しかった。(短編作品と違って、随筆はタイムリーな作者本人のその当時のネタを描いている時があるので、読む最中にそれが「ああ、この時期ね」と理解した状態で読者の立場としては読みたかった)巻末の改題にはその点記載されているのですが、いちいちページをいったりきたりするのが煩雑で。
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