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木島日記 もどき開口
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木島日記 もどき開口

大塚英志(著者)

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木島日記 もどき開口

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2017/11/02
JAN 9784041042212

木島日記 もどき開口

¥1,430

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2022/10/10

ドグラ・マグラと同じ様に読んでいる人間を彼岸の彼方へ連れ去る。しかも、恐ろしい勢いで引きずり回す。自分が何処にいるのか分からなくなる。物語の複雑さに反して最期の光景がシュールというか爽やかで笑った。 どの人間も自分だけの物語の中で生きている事を嫌って程に思い知らされる。思い知らせ...

ドグラ・マグラと同じ様に読んでいる人間を彼岸の彼方へ連れ去る。しかも、恐ろしい勢いで引きずり回す。自分が何処にいるのか分からなくなる。物語の複雑さに反して最期の光景がシュールというか爽やかで笑った。 どの人間も自分だけの物語の中で生きている事を嫌って程に思い知らされる。思い知らせてくれる柳田さんは嫌悪を通り越してカッコよく思えた。

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2019/09/07

森美夏さんの北神伝綺と木島日記が好きだから読んだ。 二つの物語の登場人物たちが活躍するのはうれしい。 前半は夢十夜のようにシーンが飛び飛びで読みにくい。 折口の性癖描写は気持ち悪い。 兵頭北神が出てきた辺りから少しずつ面白くなった。 エロとグロと民俗学でサブカルチャー!って感じの...

森美夏さんの北神伝綺と木島日記が好きだから読んだ。 二つの物語の登場人物たちが活躍するのはうれしい。 前半は夢十夜のようにシーンが飛び飛びで読みにくい。 折口の性癖描写は気持ち悪い。 兵頭北神が出てきた辺りから少しずつ面白くなった。 エロとグロと民俗学でサブカルチャー!って感じの本だった。

Posted by ブクログ

2017/11/11

まさか2017年になって新作が出るとは思わなかった『木島日記』。本書で完結編となる。 文庫の新装版でひさしぶりに前2作を読み返し、新作に手をつけたのだが、一番驚いたのは文体の変化だった。前2作は良くも悪くも『漫画版を読んだ人』向けのノベライズという印象が強かったのだが、本書はシリ...

まさか2017年になって新作が出るとは思わなかった『木島日記』。本書で完結編となる。 文庫の新装版でひさしぶりに前2作を読み返し、新作に手をつけたのだが、一番驚いたのは文体の変化だった。前2作は良くも悪くも『漫画版を読んだ人』向けのノベライズという印象が強かったのだが、本書はシリーズの特徴を踏襲しつつも、『小説』として完結している。そこが一番の違いだろうと思う。 ※どちらが良い・悪いという話ではない。 ところで、旧版の単行本はどちらもハードカバーだったので、本書と並べるとちょっと統一感が無いのが残念。まぁ、この厚みの本をハードカバーにすると、重たくてかなわないのも事実なのだが……。

Posted by ブクログ