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本業支援と企業価値向上のための事業性評価入門
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 金融財政事情研究会 |
発売年月日 | 2017/09/01 |
JAN | 9784322132144 |
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本業支援と企業価値向上のための事業性評価入門
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1件のお客様レビュー
事業再生コンサル会社への転職に伴い購入。著者は業界トップと実績を誇るフロンティアマネジメントの人々。DDや計画策定の手法ではなく、既に作成済みのDDをどのように使用すべきかを綴っている。コンサル会社で働く人用の書籍というよりは、銀行員が審査する際に参考すべき書籍であったように思う...
事業再生コンサル会社への転職に伴い購入。著者は業界トップと実績を誇るフロンティアマネジメントの人々。DDや計画策定の手法ではなく、既に作成済みのDDをどのように使用すべきかを綴っている。コンサル会社で働く人用の書籍というよりは、銀行員が審査する際に参考すべき書籍であったように思う。 事業内容や業界を把握する際には、当書籍に記載の方法を覚えていたく思う。 事業内容の把握:主要把握項目とその進め方 1.会社沿革 確認方法→パンフレット、HP、ヒアリング 【狙い・意識する点】 ・単なる年列列挙ではなく、これまでの経緯から当該企業のコアとなる考えやノウハウ、投資姿勢を想像することが重要 【進め方のポイント】 ・5年程度の長期スパンで大局的にとらえ「うねり」を見定める ・代替り、新規事業進出、大規模投資、撤退等はターニングポイント 2.主力事業 確認方法→セグメント別(部門別、商品別、販売先別、地域別)売上/利益/資産情報 【狙い・意識する点】 ・取引先の収益の源泉をとらえ、事業性の対象を絞り込む 【進め方のポイント】 ・基本的に内部情報のための徴求のハードルは高いが、会社沿革の確認からの流れで切り出すとスムーズ ・事業セグメントがなくとも、販売先明細、拠点売上情報等から、根幹先や主力拠点は見極められる 3.商流フロー 確認方法→販売先別売上高、仕入先別仕入高、決算書附属明細書、入出金情報(銀行データ)、ヒアリング 【狙い・意識する点】 ・事業上の儲ける仕組みとリスクの所在を確認する 【進め方のポイント】 ・事業内容をヒアリングした後、附属明細(売掛金、買掛金等)をペースに商流フロー図をつくる ・これをもとにヒアリングで確認。適宜資料を受け入れ、期末残高ペースの数字をフローの取引金額に変換するなど、実態に近づけていく 業界の把握:主要把握項目とその進め方 1.市場動向 確認方法→各種統計(人口動態、家計調査、商業統計、工業統計) 【狙い・意識する点】 ・取引先業績の主たる決定要因。市場拡大下での業績不振、その逆の現象が起こっている場合は、当社に何らかの特徴・問題がある 【進め方のポイント】 ・ニッチ市場など完全に一致する市場データがない場合、周辺市場あら傾向値をみる、有り物で類推してみる(※)のとも有効 ※家計調査に1世帯当たり消費 金額×わが国世帯人口 ・数量と単価に分けて考えれば、市場拡大/縮小のドライバーがわかり、将来も予想しやすくなる 2.業界構造 確認方法→専門紙(日経MJ、日本産業新聞)、矢野経済、富士経済、業種別審査事典、業界団体資料 【狙い・意識する点】 ・寡占/乱立→その業界は儲かりやすいのか?固定的なのか? ・規制/代替品→その業界を大きく変動させる要因は何か? ・商流内のパワーバランス→仕入先や販売先に対して強い業界なのか? 例 中抜きされる卸 ・強い業界=成熟した業界=上位寡占度が高い、という傾向がある 【進め方のポイント】 ・上記観点で公開情報をチェックした後にヒアリングで擦り合わせる 3.取引先の業界ポジション 【狙い・意識する点】 ・業界内での立ち位置を把握する 【進め方のポイント】 ・シェアをみる際は取引先が属する市場の対象範囲に留意。必要に応じて取引先単体だけでなく販社を含むグループでのシェア、メーカー系列による支配構造等も反映すると、より実態に近づく ・シェア以外にも「価格帯」「品質」等で2軸マッピングすると業界内での立ち位置がみえやすい
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