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土木技術の古代史 歴史文化ライブラリー453
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土木技術の古代史 歴史文化ライブラリー453

青木敬(著者)

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土木技術の古代史 歴史文化ライブラリー453

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 吉川弘文館
発売年月日 2017/10/01
JAN 9784642058537

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2018/11/18

土を闇雲に積んでも、古墳は出来ない。年月を経ても崩れない土木構造物には、それだけの技術的裏付けがある。 そして、使われた技術(当時の最先端技術)の分布を見れば、当時の中央権力が地方を掌握していく過程も見えてくる。使われた技術の伝承元がわかれば、当時の外交関係も見えてくる。(南朝・...

土を闇雲に積んでも、古墳は出来ない。年月を経ても崩れない土木構造物には、それだけの技術的裏付けがある。 そして、使われた技術(当時の最先端技術)の分布を見れば、当時の中央権力が地方を掌握していく過程も見えてくる。使われた技術の伝承元がわかれば、当時の外交関係も見えてくる。(南朝・百済系、遣新羅使を通じた北朝・新羅系、遣隋使を通じた隋) そして、柱を立てる穴の掘り方の癖(個人差)からは、建設に投じられた人員のグループが見えてきたり、建築物が失われても、遺構から見えてくるものはまだいろいろある。 さらに、技術的合理性を意図的に崩しているところからは、当時の宗教観が見えてくることもある。 遺跡が失われない限り、新たな発見は今後も期待できると言うことである。

Posted by ブクログ

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