- 中古
- 書籍
- 文庫
- 1224-30-00
道徳を基礎づける 孟子vs.カント、ルソー、ニーチェ 講談社学術文庫
定価 ¥1,540
605円 定価より935円(60%)おトク
獲得ポイント5P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2017/10/11 |
| JAN | 9784062924740 |
- 書籍
- 文庫
道徳を基礎づける
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
道徳を基礎づける
¥605
在庫なし
商品レビュー
4.7
4件のお客様レビュー
比較哲学のアプローチ:異文化間の思考様式を比較する視点。 弁証法的な機敏さと戦略:単純な比較ではなく、多角的な問いを展開する手法。 中国を迂回し、斜めから攻める:直接的でないアプローチで本質に迫る方法。 見慣れた土地を再発見するための迂回:遠回りすることで身近なものへの理解を深め...
比較哲学のアプローチ:異文化間の思考様式を比較する視点。 弁証法的な機敏さと戦略:単純な比較ではなく、多角的な問いを展開する手法。 中国を迂回し、斜めから攻める:直接的でないアプローチで本質に迫る方法。 見慣れた土地を再発見するための迂回:遠回りすることで身近なものへの理解を深める。 暗黙の先入見や沈黙を明らかにする比較:対照によってそれぞれの思想の背景を探る。 道徳を形而上学・宗教から切り離す試み:啓蒙主義における道徳の自律化の動き。 道徳を掘り出すニーチェの「解放の叫び」:既存の道徳観への根本的な問いかけ。 孟子の「忍びざる心(不忍人之心)」:他者の苦難を見過ごせない根源的な感情。 他者の不幸に無関心でいられない感情:「仁」の出発点。 恥ずべきことを容認できない心:「義」の出発点。 憐れみや羞恥は道徳性の「端緒(端)」:内に秘められた道徳性の兆し。 「推し及ぼす(推)」ことで拡充される道徳性:身近な感情を普遍的なものへ広げるプロセス。 道徳性は燃え上がる火、溢れ出す泉:自発的に発展していく道徳性の性質。 人間の本性は善である(孟子の性善説):人間本来の性質に対する肯定的な見方。 仁義礼智は本来的に固有のもの(我固有之也):道徳性は外部から与えられるのではなく、内側にある。 荀子の道徳性は「人為的(偽)」:道徳は後天的に構築されるという見方(性悪説)。 曲がった材木を矯正するプレス機:荀子による、人為的な教育・矯正の必要性を示す比喩。 「為さざることを為さず」:できないのではなく、意志として「しない」という選択。 誰もが聖人になれる、「それだけのこと」:実践を通じて理想に到達可能とする考え。 内省(反身而誠)し、自己を検証する:問題の原因を自己の内面に求める姿勢。 「心」を保ち(存心)、「気」を養う(養気):精神状態と生命エネルギーを整える重要性。 気は道徳性によって「至大」「至剛」となる:道徳実践が「気」を最大限に高める。 性を尽くす者は、天を知る:自己の本性を深く知ることが天(超越的原理)の理解につながる。 内在と超越は対立ではなく対(中国思想):内面と外面、地と天が連続しているという世界観。 ルソーの「憐れみ(pitié)」:あらゆる反省に先立つ、他者への共感的な感情。 憐れみを「一般化」し全人類へ広げる(ルソー):憐れみから公正さ(義)への展開。 苦しむ人の立場に身を置く「想像力」(ルソー):他者への共感を可能にする能力。 憐れみは基礎づけられないまま(ルソーの困難):憐れみの根源性とその説明の間の矛盾。 他者との「同一化」の問題(ショーペンハウアー):憐れみにおける自己と他者の境界。 他者と私は「一つのもの」(ショーペンハウアーの形而上学):憐れみを説明するための形而上学的な解決。 キリスト教的な「二つの本性」の対立(ルソー):人間内部の善と悪、偉大さと卑しさの葛藤。 カントの「定言命法」:普遍的法則となるように行為せよという無条件の道徳命令。 カントの「人間性の尊厳」:人間が持つべき、目的自体として尊重されるべき価値。 道徳的価値の超越性(孟子とカント):世俗的な利害を超えた道徳の絶対的な価値。 自由の観念のもとでのみ行動する(カント):理性的存在者の自律的な意志。 真の効力は間接的、帰結として生じる(孟子):意図せずとも徳の実践から自然に生まれる影響力。 勝利は熟した果実のようなもの(孟子):無理強いせず、機が熟して自然に得られる成功。 道徳には成功を招く力がある(孟子):徳の実践が間接的に世俗的な成功をもたらす可能性。 民は地上における天の代弁者(孟子):民意が天命を反映するという考え。 〈かのように〉の礼(ビュエットの再解釈):儀礼が持つ、現実を変容させる仮想的な力。
Posted by 
ルソーの「憐れみ」を孟子の「仁」と比較するというように,ルソー・カント・ニーチェを中心とする西洋哲学の「道徳の基礎づけ」の構築・脱構築を,孟子を中心とする古代中国思想で補助線を引くことで新たな理解を試みる。文章自体は平易で,初学者でも挑みやすい内容となっている。
Posted by 
「道徳」というものについての考察。過去、この言葉がどのように捉えられ、政策者によって解釈され、人々に影響されてきたのかについて、東西の賢人の考え方を紹介される形で迫ろうとされています。洋の東西にかかわらず、人間に同質の性向があるということから、それをどのように捉えられてきたのかが...
「道徳」というものについての考察。過去、この言葉がどのように捉えられ、政策者によって解釈され、人々に影響されてきたのかについて、東西の賢人の考え方を紹介される形で迫ろうとされています。洋の東西にかかわらず、人間に同質の性向があるということから、それをどのように捉えられてきたのかが、本書を読むことで少しずつ見えてくるようになります。利己的に生きることが当人にとっては一番のはずなのに、そうしないことは何故なのか。他者の苦しみに心動かされてしまうのは何故なのか。中国の孟子、西欧の哲学者達は、それをヒントにそれぞれ行動を起こし、それは奇しくも同じ時代に同じ動きをすることになります。 同じ時代に、東西それぞれにて行われた道徳についての考察を辿ることで、「道徳」を使うことで、人間に本質的に備わっている性向について知ることができると思います。
Posted by 
