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百貨の魔法
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百貨の魔法

村山早紀(著者)

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百貨の魔法

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2017/10/07
JAN 9784591142721

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商品レビュー

3.6

188件のお客様レビュー

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2026/03/25

この題名を見たとき、正直なところ少し首を傾げた。百貨店に魔法? いささか出来すぎではないか、と。 そもそも人の世に神も妖精もいた試しはない。したがって奇跡も魔法も、本来は存在しないはずである。それでもなお、人は奇跡を願い、魔法を求める。なぜか。 答えは案外単純で、人は「幸せに...

この題名を見たとき、正直なところ少し首を傾げた。百貨店に魔法? いささか出来すぎではないか、と。 そもそも人の世に神も妖精もいた試しはない。したがって奇跡も魔法も、本来は存在しないはずである。それでもなお、人は奇跡を願い、魔法を求める。なぜか。 答えは案外単純で、人は「幸せに生きたい」と願う生き物だからだろう。 だが現実は、そう都合よくはできていない。人生はどちらかと言えば、平穏よりも不安や苦労のほうが多い。だからこそ人は、ほんの少し現実を軽くしてくれる何か――それを「魔法」と呼びたくなるのかもしれない。 本書には、そんな“魔法”を思わせるような夫婦が登場する。幼い頃から同じ百貨店に出入りしていた「お利口くん」と「福の神ちゃん」。いかにも童話めいた呼び名だが、その人生はむしろ現実の理想形に近い。 お利口くんは世界を舞台に働き、福の神ちゃんは産婦人科医として離島医療に尽くす。そして晩年、二人は故郷に戻り、静かな日々を送る。これ以上ないほどに整った人生である。 だが、もちろん誰もがそんな生涯を送れるわけではない。 本書の真の主役は、むしろその周囲にいる「ごく普通の人々」だろう。明るさでフロアを照らすエレベーターガールの松浦いさな。靴一足に誇りを込める百田咲子。売り場を束ねる責任者の佐藤健吾。郷土資料室で静かに働く早乙女一花。 彼らの人生に、劇的な奇跡は起こらない。 だが、ふとした瞬間に訪れる小さな喜び――仕事がうまくいったとき、誰かに必要とされたとき、あるいはほんの一言の感謝を受け取ったとき。そうした一瞬の積み重ねこそが、彼らの日常を支えている。 百貨店という場所は不思議な空間だ。非日常の品々が並びながら、そこで働く人々は極めて日常的に生きている。その交差点のような場所で、人はほんの少しだけ現実から解き放たれる。 それを「魔法」と呼ぶのなら、この物語に魔法は確かに存在する。 大げさな奇跡ではない。 けれども、確かに心を軽くする何か。 読み終えたあと、百貨店の明かりが、ほんの少しだけ優しく見えるようになる――そんな一冊である。

Posted by ブクログ

2025/10/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

老舗デパートの経営が悪化しても理念を持ってテナントを温かかく見守り、地域の人々に愛されている。 従業員やお客の思い出と優しさに包まれて話は進んでいくが美しすぎる。綺麗事ばかり。

Posted by ブクログ

2025/06/18

経営が危ぶまれている、地元に根付いた百貨店が舞台の優しくて綺麗なお話。 働いている人たちがみんなこの百貨店を愛していて 創始者の理念も素敵だし 百貨店の建物の描写も美しい。 メルヘンすぎて、ちょっと自分の好みとは違ったけれど。 あと「そのひと」という言い方がやたら多用されて...

経営が危ぶまれている、地元に根付いた百貨店が舞台の優しくて綺麗なお話。 働いている人たちがみんなこの百貨店を愛していて 創始者の理念も素敵だし 百貨店の建物の描写も美しい。 メルヘンすぎて、ちょっと自分の好みとは違ったけれど。 あと「そのひと」という言い方がやたら多用されていて、なんだか違和感を感じました。

Posted by ブクログ