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丸山眞男の憂鬱 講談社選書メチエ659
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2017/09/01 |
| JAN | 9784062586627 |

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丸山眞男の憂鬱
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丸山眞男の憂鬱
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
日本の近代化に潜む複雑な真実を探求した本書は、戦後の知識人、丸山眞男の思想を深く掘り下げています。著者は、丸山の主著『日本政治思想史研究』を精読し、その中で取り上げられたテーマと、山本七平の『現人神の創作者たち』とを対照することで、丸山が直面した「憂鬱」の背景を明らかにします。特に、闇斎学派の思想が日本の権力構造や忠誠心に与えた影響を考察し、丸山が批判した超国家主義の根源を探る過程は、現代においても重要な示唆を与えます。難解ながらも、知的な刺激に満ちた内容は、読者に新たな視点を提供し、丸山の思想を理解する手助けとなるでしょう。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
山崎闇斎に関するの丸山真男の論考の混乱に驚かされた著者(丸山ゼミの孫弟子にあたる橋爪大三郎)が、山本七平と小室直樹が語る、浅見絅斎の靖献遺言という本に辿り着いた所から始まる、様々な論考であります。赤穂浪士をどう評価するか、という所から説き起こし、丸山が体験した戦前の超国家主義(超...
山崎闇斎に関するの丸山真男の論考の混乱に驚かされた著者(丸山ゼミの孫弟子にあたる橋爪大三郎)が、山本七平と小室直樹が語る、浅見絅斎の靖献遺言という本に辿り着いた所から始まる、様々な論考であります。赤穂浪士をどう評価するか、という所から説き起こし、丸山が体験した戦前の超国家主義(超越的な天皇を崇拝する前近代性等)のよって来る所以を論考する本であります。難しいけれど、なるほど、であります。★四つです。
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山本七平のあの『現人神の創作者たち』の文意が初めて分かった。朱子学の本丸(クーデーター肯定)を否定することが尊皇の肝であったとは。忠孝一致は日本で起きた。中国では起きえない。 「道がないのが道である」(本居宣長)に象徴される天皇制のすごみ。 丸山眞男をどう読むべきか、どう乗り...
山本七平のあの『現人神の創作者たち』の文意が初めて分かった。朱子学の本丸(クーデーター肯定)を否定することが尊皇の肝であったとは。忠孝一致は日本で起きた。中国では起きえない。 「道がないのが道である」(本居宣長)に象徴される天皇制のすごみ。 丸山眞男をどう読むべきか、どう乗り越えるべきかの示唆も得た。今も続く「権力=悪」論、線引き論につながるとは驚きだ。
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丸山眞男の『日本政治思想史研究』と「闇斎学と闇斎学派」の内容について批判的検討をくわえるとともに、山本七平の『現人神の創作者たち』と対比することで、丸山の残した問題を超えて議論を前へと進めていくための道筋を示そうとする試みです。 著者は、丸山が『日本政治思想史研究』において、荻...
丸山眞男の『日本政治思想史研究』と「闇斎学と闇斎学派」の内容について批判的検討をくわえるとともに、山本七平の『現人神の創作者たち』と対比することで、丸山の残した問題を超えて議論を前へと進めていくための道筋を示そうとする試みです。 著者は、丸山が『日本政治思想史研究』において、荻生徂徠の「作為」の思想に「近代」の萌芽を見いだそうとしたことに触れて、とくに「自然」の概念に関して丸山の議論に混乱があったことを指摘します。また「闇斎学と闇斎学派」では、丸山が埼門学派の「リゴリズム」に両義的な評価を与えていることについても検討をおこない、リゴリズムの背景をなしているものが何であったのかを明らかにしていないと批判します。 他方で著者は、山本が『現人神の創作者たち』のなかで、湯武放伐論や赤穂事件に関して、闇斎やその弟子の浅見絅斎、佐藤直方らの議論についておこなっている議論を紹介し、日本の政治システムに適合しない朱子学を受容する彼らの試みが日本の「近代」にどのようにつながっているのかということが明瞭にされていることを評価しています。 著者の議論は丸山に比して明快であり、たしかに丸山の思想史学が孕んでいた問題点をクリアに示しているように見えるのですが、もう少し丸山の議論のもつ緊張を肯定的にとらえることができるのではないかという気がしています。また、山本のとらえた日本の政治システムの特質も、近代以降のわれわれのまなざしによって規定されているということも、忘れられてはならないようにも思います。
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