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クレージー・ランニング 日本人ランナーは何を背負ってきたのか?
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クレージー・ランニング 日本人ランナーは何を背負ってきたのか?

髙部雨市(著者)

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クレージー・ランニング 日本人ランナーは何を背負ってきたのか?

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 現代書館
発売年月日 2017/09/01
JAN 9784768458129

クレージー・ランニング

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2024/06/09

(2017/10/17) 円谷幸吉、君原健二、瀬古利彦、中山竹通、小出義雄、金哲彦、大胡光次範、有森裕子、高橋尚子 マラソン界の錚々たるたるメンバーが語らてれるランナーの本。 故障して走れなくなった円谷の悲劇、 粘った君原、 ピークをボイコットで逃した瀬古、 雑草中山、 男子に...

(2017/10/17) 円谷幸吉、君原健二、瀬古利彦、中山竹通、小出義雄、金哲彦、大胡光次範、有森裕子、高橋尚子 マラソン界の錚々たるたるメンバーが語らてれるランナーの本。 故障して走れなくなった円谷の悲劇、 粘った君原、 ピークをボイコットで逃した瀬古、 雑草中山、 男子に比べまだ未開拓の女子、先んじて制した小出、 その部下だった金、高橋の恋人だった大胡、 有名になるために走った有森、 スターであることを義務付けられ、マスコミが故障を隠した高橋。 なんだかマラソン界もどろどろしている。 最近よく耳にする「箱根マラソンの功罪」 ゴール後わざと倒れこむ選手も多いんだとか。 絵になるから。 ブレーキも絵になる。 作られた映像。 箱根の為だけに、20キロだけ走る選手たち。 テレビに向かって走るランナー。 箱根が人材を潰す。 メディアが潰す。 企業に入社してもコーチの言うことだけ聞いて練習だけしていればよい選手。 そりゃレースが始まって逆境に立ったら耐えられませんわ。 中山のような、あるいは公務員ランナー川内のような逞しさは望めない。 正月2日もボーっと見ててはいけないね。 という具合で自分とは違う世界のお話しと思っていたら、 6章は市民ランナー。東京マラソン狂想曲。 これまでの章にあったようなランナーに対するメディアのイメージ付けの効果か、 完走する自分を褒める風潮。 いや、褒めていいとおもうのだが、その自己陶酔のための周囲の犠牲。 交通規制などそろそろ限界に来ていると。 そしてそして、著者が一番言いたかったのは追録。 パーシー・セラティの教え。 人間らしさを取り戻す。 酸素を取り込む走り、身体づくり。 野生のランニング。 憧れる―。 五つの基本的動作 ストレッチとウォーキング アンブル トロット キャンター ギャロップ 走りは教わるものではなく、 自分自身が自然との対話の中で見につけるもの。 この本の主張に戻る。 ただ与えられたことに従うだけの今の日本選手のあり方に 警鐘を鳴らしている。 市民ランナーにもだ。 故障中の私。 考えねば。

Posted by ブクログ

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