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鬼はもとより 徳間文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2017/10/05 |
| JAN | 9784198942656 |
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鬼はもとより
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商品レビュー
4.1
17件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かった! 最初から先が気になってどんどん読み進めた。 藩札掛として貧乏藩を立て直す話だったんだけど、主人公の聡明さと覚悟が伝わって来て痛快だった。 殺陣の描写もあって楽しかった。 清明の人生どうなっちゃうの〜って気になってたら、最後はああやっぱりね……でもどうすんの……って終わり方だった。 そしたら主人公が全く私と同じ気持ちで終わってて、すげ〜ってなった。 すげ〜ってのは、私は小説を読んでて登場人物に感情移入したことがほぼ無いんだけど、これは人が人に向ける感情において、私の気持ちと差異がないのがすごいなって思った。 私が青山文平を読んでる理由はそこだな。 前読んだ『乳付け』でもそうだったけど、そんなこと人生で経験したことないが、そうなったら嫌だなって思う感情を自然に思わせてくれる文章、感動する。 『乳付け』では主人公のお乳が出なくて我が子の乳を別の乳母に頼むんだけど、その乳母が旦那の昔馴染みの美女で、うまくいかない自分がたいへんよそ者に感じられて寂しいって描写。 そんな状況になったことないけど、もしなったら自分は悔しいし悲しいし寂しいし、お世話になってるのに乳母に出てって欲しくなっちゃうなって思った。 多分状況は違えど、人生で似たような疎外感を覚えることはあるんだろうね。 その気持ちを読み手に感じさせるための文章力? 表現力?があるのかなと思った。
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面白い!時代物ということを忘れてしまうくらい読みやすく、キャラクターも良い。武士という設定を非常に上手く伝えているし、ストーリー展開も立体的で引き込まれるものでした。 これを読んだ後に「妻をめとらば」も読み、改めて引き出しの多い作者だなと感服しました。
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主人公(抄一郎)と準主役(清明)の人間性が深堀して描かれていて、物語に引き込まれた。藩札を通した経済小説の一面もあり、人としての筋を通すという生き方を表現している部分もあり、とても良い作品。
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