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鬼はもとより 徳間文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2017/10/05 |
JAN | 9784198942656 |
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鬼はもとより
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商品レビュー
4
14件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
とてつもなく貧困な北国の小さな藩が、藩札(藩内で通じる紙幣)を通じて経済再生を図る物語。 江戸中期の地方経済なんて全く未知の世界で、せいぜい年貢とか冷害とかそんな言葉を知っている程度だったが、船舶すぎる知識でも十分に楽しめた。 まず登場人物たちの設定や背景や描写が良い。主人公なんて女たらしの修行をしている剣術免許皆伝の男。さらには脱藩してその藩をつぶすきっかけすら作っている過去があるという、情報が多すぎて混乱する設定。それなのに小説の中ではすんなり分かりやすく入ってくる。勿論、主人公以外の登場人物たちも生き生きと働き、いきいきと命を落とす。 そう、この小説では命の落とし方もまた大切な描写の一つであり、そもそも「命を落とす」ことができるのが武士の強みと言い切ってはばからない。 鬼となって命を張るのはまずスタートライン、その上で同命がけで動くのか…つまりタイトルの「鬼はもとより」なのである。 命を軽んじる傾向は良くないと思うし、今に当てはめることにも違和感はあるが、それにしても現代政治家どもの覚悟のなさを嘆かずにいられなくなる。 そして、命を懸けずとも、もっともっと真剣にやれることはあるだろうと、自分を叱咤激励できる、そんな良い小説だった。 やっぱ青山文平は面白い
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面白そうな内容なので 読んでみました。 藩札というものがあったという事実にびっくりしました。 時代劇だと 小判とか 銀銭とか が 流通貨だったもので・・・・ ホント 本を読むと色々な事が わかって楽しいですね。 で、この小説なのですが・・・ 主人公達は 命がけで 国を良くしよ...
面白そうな内容なので 読んでみました。 藩札というものがあったという事実にびっくりしました。 時代劇だと 小判とか 銀銭とか が 流通貨だったもので・・・・ ホント 本を読むと色々な事が わかって楽しいですね。 で、この小説なのですが・・・ 主人公達は 命がけで 国を良くしようと政策を考えた。 (命をすぐに捨てるのは どうかと思うけど) 実際には 昔のお役人達が どうだったかわかりませんが・・・・ 義の為に 命を捨てるのは 良いってイメージがありますよね。 今の政治家って 命がけで 政策を出しているのかしら?? と、 ふと 思っちゃいました。
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いちょう祭りで50円で購入。面白いわ。時代物とは思えない読みやすさでサクサク読めた。時代物なのに経営コンサルタントの主人公と、それでも登場人物たちは武家であるという事を上手に組み合わせて編む手腕が凄い。この人の本もっと読みたい。
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