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プリニウス(Ⅵ) バンチC
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2017/10/07 |
JAN | 9784107720160 |
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プリニウス(Ⅵ)
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
アフリカの旅を続ける中で旧交を暖めるプリニウス一行、ローマでは、皇帝ネロが妻と側近に利用され、孤独の闇に落ち徐々に錯乱していく。混迷を深める巻でした。
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しばらく放置していたけど、再開。知識を求め、書物に書き留め、また書物を集めるというのが、なんというか気持ちが盛り上がるなぁ。当時は、今とは書物の価値が格段に違っていたのだろう。女性のポジションというのも、またあれこれ考えるところがある。現代よりも平等寄りだったかも、と思わせるとこ...
しばらく放置していたけど、再開。知識を求め、書物に書き留め、また書物を集めるというのが、なんというか気持ちが盛り上がるなぁ。当時は、今とは書物の価値が格段に違っていたのだろう。女性のポジションというのも、またあれこれ考えるところがある。現代よりも平等寄りだったかも、と思わせるところもある。実際のところ、どうだったんだろうね。ローマ人の物語も併せて読みたくなるな。マンガは続いているようなので、また読み続けよう。
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前回取り上げてから2年近く経った。いつの間にかその間に3巻も進んでいた。言うまでもなく、プリニウス「博物誌」から想を得た一世紀ローマ時代の博物記録なのだ。いろんな発見があるので、この辺りで記録する。以下の箇条書きは、素っ気ない書き方をしているけど、素っ気ないマンガでは決してな...
前回取り上げてから2年近く経った。いつの間にかその間に3巻も進んでいた。言うまでもなく、プリニウス「博物誌」から想を得た一世紀ローマ時代の博物記録なのだ。いろんな発見があるので、この辺りで記録する。以下の箇条書きは、素っ気ない書き方をしているけど、素っ気ないマンガでは決してない。緻密な描写は驚嘆に値するし、誠実な描き方に2人のローマ愛を感じるのである。 4巻目。 ・ポンペイ噴火の17年前に起きたポンペイ大地震の描写が、素晴らしい。水道の枯渇、深海魚の打ち上げ、赤い月、大量の羊の死骸、鳥の大群、そして起こる大地震。大地震は62年に起きたそうだが、詳細な記録が残る文化が既に確立していることの凄さ。 ・キリスト教の微かな伝説化が始まっており、1部ユダヤ人は、その教えを持つことで迫害されていた。 ・ネロは、無知の皇帝で、2人目の妻のポッパエアの陰謀で起きたようになっている。 5巻目。 ・マケドニアで採れた磁石。雌の磁石は赤みがかかって強く、青いのは雄で弱いそうな。 ・エチオピアでは言葉を持っていない未開民族がいて、胸に顔があったり、足が紐のようになっている。事実と嘘を取り混ぜた話が横行している。 ・ネアポリスの港(ナポリ湾北岸)の現代的なこと。 6巻目。 ・「博物誌」からの1部抜粋、「生命のないものを模倣する動物」「ウミウサギという毒をもつ海洋物」 ・元カルタゴの土地のキャベツ。 ・砂漠ではラクダの糞を燃料に使う。これは現代的な知恵。
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