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べんけい飛脚 新潮文庫
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べんけい飛脚 新潮文庫

山本一力(著者)

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べんけい飛脚 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2017/09/28
JAN 9784101213477

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べんけい飛脚

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商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2019/01/14

以前読んだ「かんじき飛脚」の続編本でしたが、将軍吉宗時代の老中松平定信が目を付けられている前田藩が状況を打開するために公儀に忠誠を尽くす姿を公儀に理解してもらうために戯作者の雪之丞に読物を作成させるという展開ですが、前半は読物作成に至る過程を描いており、後半は、雪之丞が書いた読物...

以前読んだ「かんじき飛脚」の続編本でしたが、将軍吉宗時代の老中松平定信が目を付けられている前田藩が状況を打開するために公儀に忠誠を尽くす姿を公儀に理解してもらうために戯作者の雪之丞に読物を作成させるという展開ですが、前半は読物作成に至る過程を描いており、後半は、雪之丞が書いた読物が描かれておりましたが、読物が飛脚が活躍する姿を中心に、吉宗と綱紀との絆を義経と弁慶との関係に例え、見事に描き切っていたと思います。 タイトルのべんけいというのは弁慶と繋がっていると分かり、なかなか深いポイントであったのだと後に分かる面白い展開でした!

Posted by ブクログ

2018/02/15

前作があるのを知らずに、第二弾の本作を読んでしまいました。 加賀藩御用商の飛脚問屋「浅田屋」をメインに、約4000人規模の参勤交代を全力でサポートする人々の話。 本書の後半に「綱紀道中記」として加賀藩五代藩主・前田綱紀の参勤交代の顛末が書かれていて、前半にそのメイキングというよう...

前作があるのを知らずに、第二弾の本作を読んでしまいました。 加賀藩御用商の飛脚問屋「浅田屋」をメインに、約4000人規模の参勤交代を全力でサポートする人々の話。 本書の後半に「綱紀道中記」として加賀藩五代藩主・前田綱紀の参勤交代の顛末が書かれていて、前半にそのメイキングというような構成になっています。 道中を支える、宿場の人々と浅田屋の飛脚達のプロフェッショナルな仕事ぶりがカッコイイです。 第一弾の「かんじき飛脚」も早速図書館で借りてきたので、これから読む所存です。

Posted by ブクログ

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