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おんな城主直虎(四)
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おんな城主直虎(四)

豊田美加(著者), 森下佳子

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おんな城主直虎(四)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2017/09/28
JAN 9784140056851

おんな城主直虎(四)

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2017/10/12

「おんな城主 直虎(四)」森下佳子作・豊田美加著、NHK出版、2017.09.30 302p ¥1,512 C0093 (2017.10.08読了)(2017.09.29購入) NHK大河ドラマのノベライズ版です。最終巻です。 相変わらず、各回の表題は、映画、小説、漫画、音楽、ゲ...

「おんな城主 直虎(四)」森下佳子作・豊田美加著、NHK出版、2017.09.30 302p ¥1,512 C0093 (2017.10.08読了)(2017.09.29購入) NHK大河ドラマのノベライズ版です。最終巻です。 相変わらず、各回の表題は、映画、小説、漫画、音楽、ゲーム、等の題名をもじってつけているようです。予想される元の題名を( )内に記してみました。 井伊家は、今川によって断絶となりました。家康と結んで再興を果たそうとしましたが、近藤の裏切りによりうまくいきませんでした。 その後、武田が攻めてきて、村も焼かれてしまいました。 虎松は、松下に養子として入っていましたが、家康のもとに出仕することになりました。 家康により井伊万千代と名乗るように言われ、草履番として勤めることになります。 草履番を立派に果たし、小姓に取り立てられます。小姓として、家康の危機を救いさらに録を加増されます。 武田勝頼との戦いを信長と共に戦って勝ちを収めた家康は、信長の浜松訪問の返礼として安土城に招かれます。 接待役の光秀から事前にあることを知らされており、堺からの脱出方法を事前に準備しておきます。 作家は、主人公の出番を作るために上手に物語を作りますね。感心してしまいました。 最終回で、直虎は亡くなり、その7年後に南渓も亡くなります。 家康がなんとも頼りない形で描かれてきましたが、戦嫌いで戦のない世の中を作りたいと望んでいた直虎と志を同じにするように描くことによって、直虎の望んだ世の中が作られてゆくという風に著者は、描きたかったようです。 うまく描けました! 【目次】 第三十六章 井伊家最後の日(「地球最後の日」) 第三十七章 武田が来たりて火を放つ(「悪魔が来たりて笛を吹く」横溝正史著) 第三十八章 井伊を共に去りぬ(「風と共に去りぬ」マーガレット・ミッチェル著) 第三十九章 虎松の野望(「信長の野望」) 第四十章  天正の草履番(「天皇の料理番」) 第四十一章 この玄関の片隅で(「この世界の片隅に」) 第四十二章 長篠に立てる柵(「戦場にかける橋」?) 第四十三章 恩賞の彼方に(「恩讐の彼方に」菊池寛著) 第四十四章 井伊谷のばら(「ベルサイユのばら」池田理代子著) 第四十五章 魔王のいけにえ(「悪魔のいけにえ」) 第四十六章 悪女について(有吉佐和子著) 第四十七章 決戦は高天神(「決戦は金曜日」ドリカム) 第四十八章 信長、浜松に来たいってよ(「桐島、部活やめるってよ」) 第四十九章 本能寺が変(「本能が変」時枝文彦著) 最終章   石を継ぐ者(「星を継ぐ者」) ●徳川の家中(97頁) 所帯が大きくなった徳川の家中には、今川の者、武田からの者もいる。三河者でなくとも実力しだいで出世が望める、そういう家風にならねば謀反の火種がくすぶり続けることになるだろう。 ●戦は割が悪い(237頁) 銭・時・人、大きく考えれば戦ほど割が悪い片のつけ方はない ●直政(301頁) その地に直親を、その頭に政次を、その志に直虎を受け継いだ井伊の赤鬼が、先陣を切って敵陣に切り込んでいく。 ☆関連図書(既読) 「おんな城主直虎(一)」森下佳子作・豊田美加著、NHK出版、2016.11.25 「おんな城主直虎(二)」森下佳子作・豊田美加著、NHK出版、2017.03.25 「おんな城主直虎(三)」森下佳子作・豊田美加著、NHK出版、2017.06.30 「剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎」高殿円著、文春文庫、2015.05.10 「井伊直虎と家康」小和田哲男・大石康史著、NHK出版、2017.01.01 「湖の雄 井伊氏」辰巳和弘・小和田哲男・八木洋行著、しずおかの文化新書、2014.02.28 「井伊直虎」夏目琢史著、講談社現代新書、2016.10.20 「風林火山 風の巻」大森寿美男著・井上靖原作、NHK出版、2006.11.25 (2017年10月11日・記) (「BOOK」データベースより)amazon 井伊谷城を徳川方へ明け渡し、井伊家断絶という苦渋の決断を下した直虎。平穏な生活が訪れると思いきや、武田軍の侵攻により井伊領は焼き払われてしまう。焼失した地の復興が進められる中、直親の十三回忌を機に帰還した虎松(のちの井伊直政)は、井伊家再興の野望を胸に徳川家康への出仕を決断する―。

Posted by ブクログ

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