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最難関のリーダーシップ 変革をやり遂げる意志とスキル
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最難関のリーダーシップ 変革をやり遂げる意志とスキル

ロナルド・A.ハイフェッツ(著者), マーティ・リンスキー(著者), アレクサンダー・グラショウ(著者), 水上雅人(訳者)

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最難関のリーダーシップ 変革をやり遂げる意志とスキル

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 英治出版
発売年月日 2017/09/01
JAN 9784862762238

最難関のリーダーシップ

¥1,155

商品レビュー

4.7

9件のお客様レビュー

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2024/11/02
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※このレビューにはネタバレを含みます

著者は、ロナルド・ハイフェッツ氏(ハーバード・ケネディスクール講師)他。推薦図書として購読。 感想。良書。 備忘録。 ・変革のリーダーシップに必要なのは、鼓舞することと、汗を流すこと。本書はそのためのツールと手法を紹介するものだと。 ・今は、大志と現実のギャップを埋めるようなリーダーシップが求められる。新しい形の臨機応変な技能だ。 ・アダプティブリーダーシップ。難題に取り組み、成功するように人々をまとめあげ動かしていくこと。 ・多くの場合、すぐに行動に移してすぐに問題を解決するよう期待されるプレッシャーがかかる。本書では、拙速な判断に基づく急場凌ぎの対応は防ぐべきだという。「診断」はリーダーシップを実践するうえでもっと大事にされるべき。 ・技術的問題と適応課題を区別する。 ・「変化には抵抗がつきもの」とよくいうが、短絡的に抵抗するほど人は愚かではない。変化によって失う何かに人は固執し抵抗する。だからリーダーシップを発揮するには、変化によって失うリスクを診断する力が求められる。 ・アダプティブリーダーシップがなかなか見られないのは、その実践が危険だからである。対立は起こり、矛盾が発生して、全員の期待には応えられず一部の期待に応え期待を超える成果を目指す。その先頭に立つのはしんどいのだ。 ・適応課題に取り組む最初のステップは「システムの診断」。バルコニーに上がって組織の全体を眺める。組織の文化と影響力を言語化するように努めたい。 ・組織間協調を求めつつ、個人の業績で評価される矛盾。 ・次のステップ「システムを動かす」。その場しのぎではない長期的な解決策を提示する。一部の人は不快に思うかもしれないが、課題をはっきりさせ、問題点と現状の解釈を提示する。不快感を活用して前に進める(不快感を抑え込んだり、曖昧な態度は取らない)。組織内の独自のネットワークを活用する。組織の適応力を強化して次々と起こる適応課題に対処する。 ・拙速に、過去の成功体験に基づいた行動を取らない。ハンマーを持てば全てが釘に見える。 ・トップマネジメントは「静観」も大事。方向性を示したら一旦どうなるか見てみる。うまく自分の意思が伝わらなくても、安易にもう一度説明しない。 ・抵抗者について。なぜ抵抗者に付き合わなければならないのか。決してあなたは悪人ではない。でも、まずは対話と傾聴をしてみよう、予期せぬヒントも出てくるかも。抵抗の裏には「別のやり方の方がうまく行く」という想いがあったりする。 ・対立を組織化する。より良い未来のために対立は不可欠なステップと考え、うまく協力できないメンバーを寛容に受け止め、難局を乗り切れば団結力が高まり目標に邁進できると信じなければならない。オーケストレーション。音楽もあえて不協和音を組み合わせていて、不協和音はハーモニーに不可欠といわれている。 ・自分もシステムだと認識する。 ・アダプティブリーダーシップを発揮するにはわ道の領域に踏み込み、何かを引き起こす意志とスキルが必要。それは、混沌や混乱、対立を作り出すことであり、それがゴールへ進む方法だと受け入れなければならない。無秩序や曖昧さ、緊張感を許容する力が重要だ。「正しい方法かわからないけど、何かをしてみなければならない。実験だと考えればいいのだ」と、自分に言い聞かせなければならない。 ・難しい決断について。人生には難しい決断が必要だと受け入れる。決断に悩むということはどの選択肢にもメリットがあるからだ。決断は常に続きだからこそ決断の次の新しい決断でやり直せる。また難しい決断が重要な決断とは限らない。 ・変革のリードは実験である。確かな結果をもたらさなければならないと勝手に思いがち。不動の杭を地面に打ち付けるのではない。ただし、実験的なマインドだったとしても、周囲に実験マインドを宣言する必要はない。トップが成功を確信していない施策は、社員が本気で動かない。

Posted by ブクログ

2024/10/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・アダプティブ・リーダーシップとは、難題に取り組み、成功するように人々をまとめあげ動かしていくことである。 ・アダプティブ・リーダーシップは、人々が喪失を超えて新しい世界に進めるように、喪失を評価し、上手に扱い、割り振り、背景事情を説明するといった仕事を、ほぼ例外なくあなたに課すことになる。 ・リーダーシップとは実践であり、誰かの具体的な行動だと、私たちは考えている。リーダーシップという言葉は、職務の名前ではなく動詞である。権威、権力、影響力は大切な手段だが、リーダーシップを定義するものではない。 ・失う可能性のあるもの:アイデンティティ、能力、快適さ、安全、評判、時間、金銭、力、支配力、地位、リソース、独立性、正義、仕事、生活 ・適応力の高い組織の特性:1.「エレファント」を指摘する 2.組織の将来に対する責任が共有されている 3.自主性のある判断が期待されている 4.リーダーシップを育てる力が発達している 5.内省と継続的な学習が日々の業務に組み込まれている ・直接的な喪失が避けられないと思えば、誰でも逃げようとするはずだ。回避することは、恥ずかしいことではない。とても人間らしいことだ。 ・仕事を相手に返したCEO ・自主性のある判断を促す組織では、スタッフが「上司は何を望んでいるのだろう?」ではなく「組織の指名を遂行するには、どうすればよいのだろう?」と考えて決断している。 ・体に情報を提供する。

Posted by ブクログ

2023/03/09

図書館から借りた。 アダプティブリーダーシップについて書かれた本。 基本的に技術的課題をこなすべきであって、アダプティブリーダーシップを発揮すべき適用課題は最後の手段的な位置付けだと理解した。 理由としては文字通り身を切るような改革を実践することになるからだろうと推察した。 ...

図書館から借りた。 アダプティブリーダーシップについて書かれた本。 基本的に技術的課題をこなすべきであって、アダプティブリーダーシップを発揮すべき適用課題は最後の手段的な位置付けだと理解した。 理由としては文字通り身を切るような改革を実践することになるからだろうと推察した。 自身はベンチャー企業におり、チームが拡大するにつれてうまく行かないことがいろいろ出てきており、チームが適応課題にぶつかっていると理解できた。図やまとめ、だけでも価値があるので、購入予定。

Posted by ブクログ

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