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逢坂の六人 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2017/09/20 |
JAN | 9784087456356 |
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逢坂の六人
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
古今和歌集を中心に紀貫之を始め六歌仙が生き生きと登場して平安時代を描かれています 人物描写も歴史的解釈も、面白くて引き込まれました 他の作品も読んでみたくなりました
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紀貫之と六歌仙の話。 そんなエピソードがあるんだ!知らなかった!と思ってネットで調べてみると、出てくる。よく調べられて、練られた作品。
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日本初となる勅撰和歌集(古今和歌集)の選者に抜擢された、紀貫之の物語。 勅撰集はそれまでも出されているけれど、すべて漢詩集だったということだ。 今度は序文も仮名で書いて良いと言われ、「やまとの魂をうたうのはやまとの言葉」をモットーとする貫之は大いに張り切るのだが、序文の出来にいま...
日本初となる勅撰和歌集(古今和歌集)の選者に抜擢された、紀貫之の物語。 勅撰集はそれまでも出されているけれど、すべて漢詩集だったということだ。 今度は序文も仮名で書いて良いと言われ、「やまとの魂をうたうのはやまとの言葉」をモットーとする貫之は大いに張り切るのだが、序文の出来にいまいち納得できない。 彼は、母と共に元服前の若き日を過ごした逢坂の地で遭遇した出来事、出会った歌人たちに想いを馳せる。 「六歌仙」という言葉は知っている。 古典の授業で習ったかなあ・・・? 三十六歌仙というのもある。 36人よりも、6人の方が少数精鋭だよね?最高峰の人たちだろうね?と思っていた。 無知だったので・・・ 知らないのは自分だけかと思っていたら、「六歌仙」は古今集の序文で述べられているけれど、歴史的にはなんとも謎の人たちだったらしい。 その、少ない資料のピースを組み合わせ、びっくりするようなお話を描き出したのがこの本。 個性的すぎる歌人たち。 恐ろしき藤原家。 どの時代にも共通するが、リア充は良き詩人にはなれない。 満ち足りぬ思いの発露が、詩であり、歌なのだ。 つらゆき殿、あなたの選んだ六歌仙は、今の時代まで名を残していますよ。 【在原業平】浮ついた女たらし、と認識していたけれど、幼い貫之・“あこくそ”を可愛がってくれる、イケオジに惚れ直した。 【小野小町】片っ端から男を振りまくった思い上がり女・・・みたいに言われていたけれど、それは男視点なのでは? 個人的には昔から、はっきり「NO」を言った小町はかっこいいと思っていた。ここに書かれている彼女の心情もよくわかる。 【大友黒主】近江大津の宮の幻想。さらなる昔を、万華鏡の向こうに見るような。 壬申の乱前後の歴史に興味があるので、思いがけない昔語りに、タイムスリップした思い。 【文屋康秀】飄々として軽い、ゴーストライター。いいキャラだと思う。 【僧正遍照】私ごとですが・・・高校の時、一週間に一回の「必修クラブ」で百人一首クラブに入った。その時に一番人気だったのが「あまつおとめ」 でも、なんでこの歌をお坊様が詠んだの?生臭なの?と思っていたんだなあ・・・ 夢のやまい(夢遊病とか?)の貫之が幻視する世界は、伝奇もの。 奈良から平安初期にかけての時代には、まことにに似つかわしく思われる。
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