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新聞の嘘を見抜く 「ポスト真実」時代のメディア・リテラシー 平凡社新書852
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新聞の嘘を見抜く 「ポスト真実」時代のメディア・リテラシー 平凡社新書852

徳山喜雄(著者)

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新聞の嘘を見抜く 「ポスト真実」時代のメディア・リテラシー 平凡社新書852

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2017/09/19
JAN 9784582858525

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新聞の嘘を見抜く

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2022/11/02

報道の自由度ランキングでは、毎年日本は最下層群となっています。不思議なのは、日本の4大紙(読売、朝日、毎日、産経)のうち半分(朝日、毎日)が反権力(反政府寄り)紙で両論併記どころか自社のイデオロギーへの露骨な誘導さえ疑われるほど自由な紙面構成なのに、なぜいつもこうしたランキングに...

報道の自由度ランキングでは、毎年日本は最下層群となっています。不思議なのは、日本の4大紙(読売、朝日、毎日、産経)のうち半分(朝日、毎日)が反権力(反政府寄り)紙で両論併記どころか自社のイデオロギーへの露骨な誘導さえ疑われるほど自由な紙面構成なのに、なぜいつもこうしたランキングになるのかという点です。彼らは報道の自由のみならず、恣意的に報道しない自由をも謳歌しています。本書では、「自己規制や忖度で権力側に迎合している」側面もあるとの分析ですが、であれば、なおさら報道側の報道姿勢の問題となります。まぁ、アンフェアな記者クラブ制度だけでもまず廃止すべきでしょう。 また、朝日新聞の一連の問題、従軍慰安婦問題の吉田証言報道や福島第一原発での吉田調書捏造など、社としての誤報は認めるも謝罪抜きの訂正報道のみでした。その理由が、経営者の「社を守る」ための鶴の一声だったというのですから呆れます。 筆者は朝日新聞社に33年勤めていたわけですから、問題があれば内部からの改革提言など出来たはずでしょう。会社を辞めてから、第三者の様な視点で書くのにも違和感があります。

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2021/10/12

いや、読後感の微妙な本だった。 新聞の嘘にはもちろん朝日のあの辺も入ってるんだが、大半が安倍政権に阿っているという内容。 外から見てる分には全く逆だったとしか思えなかったんだが。 右系の番組には捏造、誤報とまず決めつけてから入ってるが、それって、朝日の代名詞でしょ。 慰安婦関係の...

いや、読後感の微妙な本だった。 新聞の嘘にはもちろん朝日のあの辺も入ってるんだが、大半が安倍政権に阿っているという内容。 外から見てる分には全く逆だったとしか思えなかったんだが。 右系の番組には捏造、誤報とまず決めつけてから入ってるが、それって、朝日の代名詞でしょ。 慰安婦関係の検証も甘い。甘いというか狭い。問題は誤報ではなくって、某国までご中心に行って今なお我が国が世界中で貶められる原因を作ったこと。それも意識して。報道機関ではなくて工作機関なのだ。 根本的に違ってる気がするなあ。 総論的な、一般的なジャーナリズムについての主張は正しいと思うのだが、各論、現実の報道に落ちると一気に胡散臭い。 自分でも言ってるが、要は、報道機関が「信用されていない」ことが問題なのだろうと思う。

Posted by ブクログ

2017/10/26

 元朝日新聞記者だった方が、朝日も含め、各新聞への舌鋒鋭い批判。読売と安倍政権の密着ぶり、朝日の2014年における吉田証言、吉田調書、そしてコラムの不掲載という3重苦を抱えた際の、経営判断の迷走ぶり。また安倍政権のテレビ局などマスコミへの圧力の実態を粒さに語る。総選挙が先日終わっ...

 元朝日新聞記者だった方が、朝日も含め、各新聞への舌鋒鋭い批判。読売と安倍政権の密着ぶり、朝日の2014年における吉田証言、吉田調書、そしてコラムの不掲載という3重苦を抱えた際の、経営判断の迷走ぶり。また安倍政権のテレビ局などマスコミへの圧力の実態を粒さに語る。総選挙が先日終わった直後であるだけに臨場感があり、更にわかりやすかった。主要6全国紙の保守・リベラルの色分けが明確であることが歴然とする一方での2015年5月21日の朝刊は安保法制のニュースで、朝日が政府をかばい、読売が批判論調という逆転があったという事実もあったとは実に面白い。この頃は首相と読売の間で70周年談話を巡りすきま風があったというのだ。新聞により何を書き、また黙殺するのか、同じニュースをどのように解釈するのか、また、誤報が発生したときにどのように対応するのか。著者が言うように2つ以上の新聞を比べ読みすることで立体的に把握できるとはその通り実感するが…。経済的には難しいことを図書館利用まで著者は薦めている。2016年11月17日に安倍・トランプの初対面で安倍が「私たちの共通点がある。ニューヨークタイムズと提携している朝日新聞に徹底的にたたかれた。だが、私は勝った」と発言したことが、産経新聞の17年2月11日に掲載されたという。これがトランプの警戒心を解くことになり蜜月を生んだとのこと。なお、著者は決して朝日よりではなく、客観的な立場を貫いており信頼できる書である。最後に引用している詩人・長田弘氏の文章に著者のメッセージが集約される。「歴史には2つある。ファスト・ヒストリー(手っ取り早い歴史)とスロー・ヒストリー(ゆっくりと見えてくる歴史)。今は前者が夜を席巻しているが、前者がもたらすのは結局、成り行き。人々の生きる日々をつくるのは、後者。」つまり、出来事の原因や背景について時間をかけて正確に探ることが後者の報道とのこと。

Posted by ブクログ

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