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「やばいこと」を伝える技術 修羅場を乗り越え相手を動かすリスクコミュニケーション
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 毎日新聞出版 |
発売年月日 | 2017/09/01 |
JAN | 9784620324647 |
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「やばいこと」を伝える技術
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
後半にかけて実務的な内容が多かったものの、日常生活におけるコミュニケーションで実践出来る事もいくつかありました。相手に伝わらないのは言葉にしていないのと同じ、相手の知りたいこと、好みも含めて「聴く」ことの重要性、自分の当たり前が相手の当たり前とは限らない、自分自身の伝え方を改めて振り返ろうと思いました。「不寛容社会」「安心安全社会」という言葉も印象に残り、日本ならではの感覚に気付かされました。
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「リスク・コミュニケーション」とは不都合な真実をどのように伝えるかの手段のことです。 ただ真実を伝えるのではなく、綿密な準備から、フォローまで、考え抜いて実行するべきであると著者は説きます。 また、人は物事を感情やイメージで判断し、それからゆっくりと情報を理解する、という行動...
「リスク・コミュニケーション」とは不都合な真実をどのように伝えるかの手段のことです。 ただ真実を伝えるのではなく、綿密な準備から、フォローまで、考え抜いて実行するべきであると著者は説きます。 また、人は物事を感情やイメージで判断し、それからゆっくりと情報を理解する、という行動経済学の視点から、相手を説得することが重要ではなく、相手が腑に落ちるような情報にデザイン・加工して提供することが重要である、とも。 不都合な真実を伝える場面は、少ないように思われますが、最も危険なのは、危機感なく発信してしまう情報。 誰でも発信・受信できる、一見すると素晴らしい時代になりました。 しかしながら、それと同時に正しくない、ふさわしくない情報も流れる時代となりました。 発信する側として気をつけるべきことをこの本では密に書かれておりますが、受け取り手の読解力、すなわちここで書かれているような、自分がイメージや感情先行で情報を消化していないかどうか、改めて考え直すきっかけにもなると感じました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
「リスク」とは「危ないこと」ではなく、「好ましくない出来事が起こる可能性」のことです。「危険度」「危険の度合い」とも表現できるでしょう。ネガティブなことが起きるかどうかの程度を表現しています。あくまでも「程度」ですから、本当に起きるかどうかは大きな幅があります。ちなみに、「好ましくないことを起こす原因(危害因子)」は「ハザード」と言います。(p.34) 私が普段の仕事で専門的なリスクコミュニケーションを指導する中で感じるのは、リスクを説明しようとすると、結局、科学や技術の話だけでは終わらないということです。なぜなら、実際の現場では科学や技術の話だけを扱おうとしても、伝え方を間違うと、結局ほかのリスクにどんどん飛び火していくからです。(p.39) 大切なことがまっすぐに伝わらないのは、私たちの持つ「当たり前」が邪魔をしているからであり、どんなに言葉を尽くしてもわかりあえないこともある、と意識すれば、伝え方に工夫ができてきます。相手に伝わらないのであれば、言葉にしていないのも同じ。そう考えを改める。コミュニケーションは、そこから始まります。(p.65) メディアは読者が意識的に、あるいは無意識に求めているものを提供しているだけ、とも言えます。人の脳は飽きっぽいのです。だから、常に刺激や新しいものを求めます。それと、人の不安をあおるものが一致するのです。だから「危ない」ニュースが、「安全ですよ」というニュースより多く発信されている。(p.95) 科学者に向けての説明と、社会に向けて話す「パブリックスピーチ」は異なるスキルが求められます。「伝わらないのであれば、話していないのと同じこと」。それが、パブリックスピーチの鉄則です。(p.144) 専門家が口にする「正確に伝えないと、何か気持ち悪い」という気持ちも、もちろんわかります。でも、「伝えること」を優先するのであれば、「正確であればそれでいい」という正確性一辺倒の誘惑と戦わなくてはならないのです。(p.146) 対話は、簡単そうに見えて、じつは難しいものです。 音楽に例えれば、ジャズのようなものだと言えます。決まった形はあるけれど、演奏家たちの間の即興性で勝負する。それにより、場が沈んだり、盛り上がったりします。それがうまく重なり合うと、「楽しかった」「良い議論ができた」と、高揚します。それが場の面白さでもあり、難しさでもあります。(p.186) 人は、他人が変えようとして変わるものではありません。それであれば、相手を変えるためにいたずらに労力を費やすのではなく、あなたのやり方、コミュニケーションのデザインを変えればいいのです。(p.220)
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