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月の部屋で会いましょう 創元SF文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2017/09/11 |
| JAN | 9784488768010 |
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月の部屋で会いましょう
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商品レビュー
2.8
6件のお客様レビュー
岸本佐知子さんが訳している作品が幾つかあったので選んだ本。 訳している作品は、多分岸本さんが好きなストーリーなのだろうと思いながら読んだ。 岸本佐知子さんが書くエッセイは不思議な夢のような世界に連れて行かれるのだが、この作家はもっと変だった。 突飛な設定と予測不可能な支離滅裂...
岸本佐知子さんが訳している作品が幾つかあったので選んだ本。 訳している作品は、多分岸本さんが好きなストーリーなのだろうと思いながら読んだ。 岸本佐知子さんが書くエッセイは不思議な夢のような世界に連れて行かれるのだが、この作家はもっと変だった。 突飛な設定と予測不可能な支離滅裂な展開ばかりなので、その非現実性にちょっと疲れる。 岸本佐知子さんのエッセイが好きな人には(ひょっとしたら)合う作品集かもしれないとも思った。 が、何を考えているのか全く分からない部分も多く、ちらっと村田沙耶香さんの顔も浮かんだ。 異常な世界に覆いつくされた作品ばかりなので、岸本佐知子さんファンの私ですが本書はNGでした。
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皆が金魚鉢を抱えている惑星でのバカンス、口髭の代わりにヘビを張り付ける男、手編みのセーターの中で迷子になる男、皮膚が宇宙服に変わっていく人々……。どれをとっても、とびきり奇妙で不気味な話ばかり。 本の裏の紹介文や帯の魅力が凄い。絶対読みたくなりますもん。 そんな変わった話が34...
皆が金魚鉢を抱えている惑星でのバカンス、口髭の代わりにヘビを張り付ける男、手編みのセーターの中で迷子になる男、皮膚が宇宙服に変わっていく人々……。どれをとっても、とびきり奇妙で不気味な話ばかり。 本の裏の紹介文や帯の魅力が凄い。絶対読みたくなりますもん。 そんな変わった話が34編も入った短編集です。 中でも個人的に気に入ったのは、『変愛小説集』にも収録された「僕らが天王星に着くころ」や、科学者の母を助けるために子供たちが戦う「母さんの小さな友だち」。 紹介文にある寝言の話、「ささやき」も、急にホラーだけど好きです。
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アンソロジー『猫は宇宙で丸くなる』解説で、選に漏れた一編として、 この作者の「キャッチ」が挙げられていたので、興味を持って購入、読了。 しかし……。 ヴァラエティに富んだSF&奇想掌短編集、全34編。 多くの作品が、家族・恋人・友人などの 親密な関係に対する不安や不信感に彩られ...
アンソロジー『猫は宇宙で丸くなる』解説で、選に漏れた一編として、 この作者の「キャッチ」が挙げられていたので、興味を持って購入、読了。 しかし……。 ヴァラエティに富んだSF&奇想掌短編集、全34編。 多くの作品が、家族・恋人・友人などの 親密な関係に対する不安や不信感に彩られている。 それはいいのだが……ほとんどの場合、 主人公の男性に魅力が感じられないので、 物語に没入できなかった。 苦手なんですよ。 不運に陶酔するかのようなタイプ、 努力を怠りながら、 こんなダメな男ですがそのまんま受け容れて愛してください、 みたいなタイプ――等々。 これは好みの問題なので、いかんともしがたい。 期待していた肝心の「キャッチ」(Catch:1996)は、 不条理なアルバイトに勤しまざるを得ない人の煩悶が 描かれているのだが、 猫を愛し、楽しませるのではなく、 虐待するシチュエーションなので、読んだことを猛烈に後悔した。 愛猫家は忌避すべし。 そんなワケで、 評価は星★★(≧)でもいいくらいなのだけど、 唯一面白かった「ジョイスふたたび(リジョイス) 」 (Rejoice:1999)に免じて★★★。 ジェイムズ・ジョイスの文体で メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』を ザックリ纏めてみよう! 的なパロディ作品。 ヴィクター・フランケンシュタインが死体の寄せ集めに 魂を吹き込む際、 本の内容を脳に注入してジョイスを蘇らせようと目論んだが…… というストーリー。 バカバカしくて〇。 次点は「家庭療法」(Home Remedy:1996)か。 就眠中に害虫が鼻の奥に入ってしまい、 バスルームに籠もって危険な手段で駆除を試みる男。 過激かつ不快極りない描写が続くが、 彼を悩ませているものの本体は、 妻が不貞を働いているかもしれないという疑念である――といった、 強迫観念が外在化=実体化する話だが、 女性が増長して異様にデカく強くなったわけではなく、 男性が一方的に萎んでしまった印象。 1950~1960年代頃の、 いわゆる「奇妙な味」にカテゴライズされる小説【※】 にも現れる、景気がよかった頃の、懐が深く、 大らかな父性が漲っていたアメリカのイメージ、 その残り香は最早感じられない。 ……もっとも、それらと この作家の小説を比較することに意味はないのだろうが。 【※】 シオドア・スタージョン,チャールズ・ボーモント, スタンリイ・エリン,ジャック・フィニイ, レイ・ブラッドベリ,等々の作品群。
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