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逆さメガネで覗いたニッポン PHP文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
| 発売年月日 | 2017/09/01 |
| JAN | 9784569767789 |

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逆さメガネで覗いたニッポン
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
世の中の常識が傾いていることを指摘し、養老孟司さん独自の逆さメガネで日本の現状を見て語った教育についての試論。 2003年に出た"養老孟司の逆さメガネ"を改題し、2017年に本書が出されているが、現代にも通じる指摘が多数。 例えば、都市化は田舎の人がいる前提...
世の中の常識が傾いていることを指摘し、養老孟司さん独自の逆さメガネで日本の現状を見て語った教育についての試論。 2003年に出た"養老孟司の逆さメガネ"を改題し、2017年に本書が出されているが、現代にも通じる指摘が多数。 例えば、都市化は田舎の人がいる前提で成り立っていたのに、多くが都市化した生活をしているので、バランスが崩れてきたなどというのは、まさに今の日本の米不足問題を示唆しているようだ。 また、親は子供を作っている意識でいるが、子供からみれば、意志とは関係なく生まれてきた自然なものであり、コントロールなんててきるわけがないとか、認識の違いが大きいとか、昔はみんなで子育てをしているような社会だったが、今は各家庭に任されていて、余裕がないとか、 今なら炎上しそうな内容だが、養老さんが語ると小気味良い。
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15年前の養老孟司さんのエッセイ。誰かを相手に語りかけるような文体(本当にそうやってできた本かもしれません)。15年前なので話題が古いのは仕方ありませんが、いまでも通用するような普遍的な内容が多いので古くさいわけではない。 本人としては教育論となっていますが、現代の都市化社会の...
15年前の養老孟司さんのエッセイ。誰かを相手に語りかけるような文体(本当にそうやってできた本かもしれません)。15年前なので話題が古いのは仕方ありませんが、いまでも通用するような普遍的な内容が多いので古くさいわけではない。 本人としては教育論となっていますが、現代の都市化社会の問題点を、「逆さメガネ」の視点から切り捨てるような内容。近代社会に住む都市住人の前提、土台、常識となっている考えに対して、「そもそも違うでしょうが」という鋭い切り口が面白い。 人間は、人間の意識はどんどん変わる。変わらないのは情報。自分探しなんてしてもしょうがない、というわけです。一般人が表だって言うと「炎上」しそうな内容が多いかもしれないけど個人的にはとても賛同できることが多かった。 また、「脳」のはたらき、つまり「人間」の意識とはどんなものか、ということに対する説明が、最近読んだ脳神経科学者の著書に書かれていたことともリンクして非常に腑に落ちるものだった。
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【文章】 とても読み易い 【気付き】 ★★★★★ 【ハマり】 ★★★★★ 【共感度】 ★★★★★ ・親から見れば、子供を産むことは意識したことかもしれないが、子供から見ると生まれてきたことは意識していない自然なこと ・行動に影響を及ぼす知識が現実であるが、それは人によっ...
【文章】 とても読み易い 【気付き】 ★★★★★ 【ハマり】 ★★★★★ 【共感度】 ★★★★★ ・親から見れば、子供を産むことは意識したことかもしれないが、子供から見ると生まれてきたことは意識していない自然なこと ・行動に影響を及ぼす知識が現実であるが、それは人によって異なる。だから現実は人によって違う ・資本主義では、現実ではない自然に価値がない ・文章を書いたり、話をしたり、出力は常に体を使う。 ・文武両道とは、勉強と運動が出来るというような浅いものではなく、体を使って行動した結果(変化)を、また入力として受け取るという、螺旋のフィードバックが働いている状態を指す。 ・知行合一、知が入力で、行が出力。 ・知るとは、情報が蓄積されることではなく、自分が変わるということ。だから新たな行動が生まれる。 ・個性とは、心ではなく、身体そのもの。心が個性的であったとしたら、誰とも通じ合えない。 ・共同体であった会社が機能体に変わりつつある 資本主義によって、価値が無い自然を排除してきた結果、すべて論理的に管理・解決可能であるという錯覚に陥ってしまった。 自然の権化ともいえる子供に関する問題(教育、少子化など)に対しては、そのアプローチはうまく使えない。 いくら技術が進歩したとしても、人類が利口になるとは限らない。たしかに、科学技術の進歩は戦争を激化させたという面もある。 1世紀ほど前までと比べれば、戦争で亡くなる人の数自体は減っていると思うが、それは科学技術が進歩したためではない。 あくまで表面的な争いが減っただけで、水面下ではまだお互いをけん制し合っている気がするが。 自分の利益を目的に、侵略を行っても良いことにはならないということに、そろそろ気付いてもよさそうなものだけど、これまでの歴史を考えるとそうもいかないのだろうか。 まさに、暴力の連鎖が止まらない状態 言葉的に矛盾している気もするけれど、今後人工知能が「意識」から「自然」へ人類をフィードバックさせてくれるような気がしないでもない。 その方法が、破滅的な手段でなければいいけど。 村社会から終身雇用の会社への変化は、本質的な変化では無いが、組織の合理化のために行われる行為(リストラ、外注など)は、それとは違う。 組織内で相対的に能力が低い者を切ってしまうのは、国全体として考えた場合に果たして本当に良いことなのか?会社という限られた範囲内で最適化が進むのはある意味、仕方がないことなのかもしれないが、それならばそれと同時に国レベルでの施策(ベーシックインカムなど)が必要と思う。
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