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インフィニティ(Ⅲ) MARVEL
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インフィニティ(Ⅲ) MARVEL

マイク・デオダート(著者), 秋友克也(訳者), ジョナサン・ヒックマン

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インフィニティ(Ⅲ) MARVEL

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ヴィレッジブックス
発売年月日 2017/08/30
JAN 9784864913454

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商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

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2019/08/14

いまいちピンと来ないままだった……。この後に来るインカージョンに向けて、盛り上がりたかったのだが。残念。

Posted by ブクログ

2017/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『アベンジャーズ・ワールド』から連なる大型クロスオーバーの完結編。 前巻、前々巻のころからこの大風呂敷を畳み切れるのか、という不安を抱いていた、という感想を書いてきたが、大きな思い違いだった。そもそもすべてを畳み切るつもりなどなく、当初よりこの『インフィニティ』終結後にも残す気でいた複雑な設定がいくつもあったのだ。 あくまでサノスの関わる部分が「インフィニティ」。ゆえに、同時多発的に起こった事件に一区切りつけられればそれで良く、かつその認識ならば流石に巧みに収拾をつけていると思わされた。とくに、世界的危機に目を向けるものもいれば、共同体の危機を何とかしようとする者もいて、後者にあたる人物たちの心情描写たるや、非常に読みごたえがあった。 しかし、その一方で今作に対してすっきりしない、という印象を持ってしまうことも禁じ得ないのだ。世界の破滅的危機は去ることなく、解決された事件についてもその意義は大局においては大した意味を持たないと一蹴されてしまう。さらに言えば前巻まではまだヒーロー自身で切り開いている感じがあったが今巻で描かれている部分はほとんどそうではない。 怒涛の宇宙的危機を描く代償として、ヒーローたちが徹底して矮小な存在となってしまう。もはやここまで来てしまうと、ミクロ的な一事件はともかく、メインストリームでは「純粋なヒーロー作品」は描けないのではないだろうか。 こうした雰囲気が噂に良く聞く『シークレット・ウォーズ』展開につながっていくという。善悪を簡単に描けなくなった時代、とはもう言い古されたほどだろうが、そこからさらに突き抜けてしまったかのようなマーベル・ユニバースの中でどのようなヒーロー性を描いていくのか。ここまで来たらあえてそれを見てみたい。早々に『シークレット・ウォーズ』までの邦訳に道筋を立てて欲しいものである。

Posted by ブクログ