質素であることは、自由であること 世界でいちばん質素なムヒカ前大統領夫人が教えてくれたこと

有川真由美(著者)

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2017/08/24
• JAN: 9784344031647

商品レビュー

2024/08/26

「働けば働くほど幸せから遠ざかる」
「スーパーで人生は買えない」
「愛のないものを欲しがってはいけない」
背表紙に書かれていたこと。

2023/10/29

やりたいことをやると自己肯定感が高まる、
男性優位の社会で女性が参加するには男子のやり方に合わせなければならない、
どちらもその通りと共感する一文だった。

休日好きなことをして過ごすとソワソワしてきたり罪悪感が湧き出てくる自分が嫌だけど、それも貫き通すともっと自分を肯定出来るようになるのか。試してみよう。

週5の8時間が働く基本形態になっていることにずっと疑問を感じている。多すぎないか、と。毎日同じように一定の時間働くことにも無理があると思っている。女性には毎月生理があるし、毎日ホルモンに振り回される。
男女平等に、とは言うけれど、時間や条件を均一にしたところで身体の構造として違いはあるわけで、それを無視しているからむしろ不平等になっていると思う。
でもこういうことを言うと、性差別だのフェミニストだの言われそうで表立って普段は言わないけれど、この一文で刺激された。やっぱりそうだよね？と。
ムヒカさんがそういう意図で発言したのかは知らないけど。私は「女性がなにかに加わろうとすると、「男性と同じようなやり方」を求められるが、本当は、それぞれのやり方でいいはずだ」の一文を勤務形態の基本形への疑問を肯定されたのように受け取った。

2023/05/05

最も質素な大統領ムヒカさんのファーストレディ、ルシアさんの生き方・想いについて書かれた本。
幸せとは生きる意味をもつこと。
生きる意味とは自分のやりたいこと。自分の心に正直に自分自身を生きる。そのためには人と繋がり、身近な人を喜ばせるために自分にできることに注力する。
柔和ながらも芯があり、人情味溢れる人柄に強く惹かれた。