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人形たちの白昼夢
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人形たちの白昼夢

千早茜(著者)

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人形たちの白昼夢

定価 ¥1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2017/08/21
JAN 9784569836393

人形たちの白昼夢

¥715

商品レビュー

3.4

34件のお客様レビュー

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2026/04/05

ここ2,3年で初めて読んだ本の中でベストかもしれぬ。 記憶の忘れものを辿るような物語たち。美術・音楽など、文字ではない芸術を文字に起こしたような繊細な作品だった。 この本を読む前に、M.エンデの『はてしない物語』を読んでおくことをオススメします。

Posted by ブクログ

2026/01/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

千早茜さんの作品によって、すっかり幻想的な世界観が大好きになりました! 世界観は決して明るいとは言えませんが、人形がテーマだからなのか、子どもの頃に読んだ童話を彷彿とさせました。 「ワンフォーミー・ワンフォーユー」がお気に入りです。 身のまわりの物を大切にしたいと改めて思いました。 温かかったり、切なかったり、お人形さんから見る人間も世界もこんな感じなんでしょうか…。

Posted by ブクログ

2026/01/22

読みながら思い出したのは私の祖母が遺したアクセサリー箱の存在。もう時代にそぐわないイヤリングやブローチが多く、つける機会も無いが、絶対に捨てられない。なぜこのタイミングで思い出したのかは分からないけれど、会ったこともない祖母との唯一といってもいいつながりが持つ何かを、この本は含ん...

読みながら思い出したのは私の祖母が遺したアクセサリー箱の存在。もう時代にそぐわないイヤリングやブローチが多く、つける機会も無いが、絶対に捨てられない。なぜこのタイミングで思い出したのかは分からないけれど、会ったこともない祖母との唯一といってもいいつながりが持つ何かを、この本は含んでいたのかもしれない。その箱の中に入っているアクセサリーみたいな、童話的で閉じ込めたくなる話が集まった本だった。 ・ワンフォーミー・ワンフォーユー Tea leaves 一人の少女と出会い。それがおいしいお茶を入れることを追求して造られた彼女にとって最大の出来事だった。金平糖みたいなお話。小さな幸せがいくつもあるのにかみ砕かれたら一瞬で口の中で溶けてなくなる。白いティーポットの彼女は成長する少女と共に生き、その心臓が老いて止まるまで寄り添い続ける。彼女たちは考えうる限りで一番良いパートナーだった。結ばれた青いリボンがこの先絶対にほどかれることがありませんように。 ・モンデンキント Moon child その物語の登場人物の感情や心境、環境をその物語の作者と重ね合わせるのは、私の中では禁忌にしている。しかしその感情の表現と境遇があまりにも私自身と重なる部分が多く、その感情を表現した千早先生も、もしかしたらこの感情を抱いたことがあるのではないかと思ってしまった。(身の上話になるので最後まで読み飛ばしてください)特に高校時代は本に随分助けられた。本を読んでいれば他人から滅多に話しかけてくることもないし外の世界から遮断できる。でもやっぱり人と話したい自分がいた。たとえ話題が興味のない話だとしても。その当時に翠ちゃんや杜君がいてくれたらよかったなあ。(でも明らかに私は邪魔モノなので退散しますが)登場した二人じゃなくても二人みたいな人がいてくれたらもしかしたら私はここまで偏屈な人間にはならなかったかもしれない。私も『月の光』がとても好きで『夢』と同じくらいよく聴く。(『亡き王女のためのパヴァーヌ』もよく聴く。)私も翠ちゃんと同じような感じで十代前半特有の空気感から離れた、というより空気を読まずにいた。しかしこういう湿り気を帯びた息苦しい空気をよく知っている。 ところで、私はハードカバー版でこの作品を読んだが、付属している空色の栞紐が作中出てきたリボンみたいだなとふと思った。彼や彼女が結んだリボンの色はこんな色だったのだろうか。

Posted by ブクログ

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