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百鬼一歌 月下の死美女 講談社タイガ
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百鬼一歌 月下の死美女 講談社タイガ

瀬川貴次(著者)

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百鬼一歌 月下の死美女 講談社タイガ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2017/08/21
JAN 9784062940856

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百鬼一歌 月下の死美女

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商品レビュー

3.2

16件のお客様レビュー

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2023/09/30

歌人の家に生まれ、和歌のことにしか興味が持てない貴公子・希家は、武士が台頭してきた動乱の世でもお構いなし。詩作のためなら、と物騒な平安京でも怯まず吟行していた夜、花に囲まれた月下の死美女を発見する。そして連続する不可解な事件ー。御所での変死、都を揺るがすぬえの呪い。怪異譚を探し集...

歌人の家に生まれ、和歌のことにしか興味が持てない貴公子・希家は、武士が台頭してきた動乱の世でもお構いなし。詩作のためなら、と物騒な平安京でも怯まず吟行していた夜、花に囲まれた月下の死美女を発見する。そして連続する不可解な事件ー。御所での変死、都を揺るがすぬえの呪い。怪異譚を探し集める宮仕えの少女・陽羽と出会った希家は、凸凹コンビで幽玄な謎を解く。 シリーズ1作目。 なんともすっとぼけた、希家のキャラクターが好きです。

Posted by ブクログ

2023/09/13

動乱の世、平安時代から鎌倉時代になり幾年か経過した平安京で、 歌人の家に生まれ、和歌を詠むしか興味のない貴公子の稀家は、 従者の是方を引き連れ夜の道を歩いていたら、 花に囲まれた月下の死美女を発見してしまう。 その後、宮中で怪異騒動が発生し、怪異譚をあつめる宮仕えの女の童・陽羽 ...

動乱の世、平安時代から鎌倉時代になり幾年か経過した平安京で、 歌人の家に生まれ、和歌を詠むしか興味のない貴公子の稀家は、 従者の是方を引き連れ夜の道を歩いていたら、 花に囲まれた月下の死美女を発見してしまう。 その後、宮中で怪異騒動が発生し、怪異譚をあつめる宮仕えの女の童・陽羽 と出合った稀家は、2人で怪異騒動の謎に迫る。 エンタメ小説ではあるが、時代的なこともあってか、 慣れないとスラスラ読めるという文章ではないため、 面白いのに時間がかかってしまったのは言うまでもない。 著者の別作品で、ばけもの好む中将という作品があって、 こっちは、平安時代にばけものを求め現地に赴いてしまう中将が 出てくる作品。 2つの作品は、時代が少しだけ違うとはいえ、類似したところと、 正反対なところがあって、ばけもの好む中将のほうは、怪異に 興味を示し、求めた先で遭遇した出来事を解決へと導いていく。 それに対して、百科一歌の稀家は、和歌を詠む以外興味を示さないが、 出来事に遭遇してしまい、解決のために巻き込まれていく。 平安・鎌倉時代の平安京での動乱とは一線を画す、 ミステリーを含む怪異譚のエンタメ小説を読みたい人には、 楽しめる作品と言えるでしょう。 ついでに、ガッツリ怪異が出てくる平安時代を舞台とした、 暗夜鬼譚という作品も著者は書いている。 ちなみに、暗夜鬼譚は積読して読んではいません(笑)。

Posted by ブクログ

2022/06/12

瀬川さんの宮中モノ。本書は鎌倉時代初期の京都が舞台となっております。 歌人の家に生まれ、和歌のことにしか興味がない貴族の希家と、大和国の尼寺で暮らしていたのを、宮中に務める叔母・讃岐の口利きで中宮に仕える事になった女童の陽羽。 “月下の死美女”をきっかけに出会った二人が、宮中で起...

瀬川さんの宮中モノ。本書は鎌倉時代初期の京都が舞台となっております。 歌人の家に生まれ、和歌のことにしか興味がない貴族の希家と、大和国の尼寺で暮らしていたのを、宮中に務める叔母・讃岐の口利きで中宮に仕える事になった女童の陽羽。 “月下の死美女”をきっかけに出会った二人が、宮中で起こる怪異の謎を追う連作5話の構成です。 和歌ヲタクの希家は、登場当初はマイペースな変人という印象でしたが、はねっ返りな陽羽と行動を共にするときは割と常識人だったりします。 二人に共通しているのは、月姫様こと中宮の味方であるという事。 陽羽が怪異譚を集めているのも、帝の気を中宮に惹きつける目的があったようで・・。 その中宮と希家の従兄弟でイケメン僧侶の寂漣との関係も気になるところです。 今回の一連の“鵺騒動”は陽羽の活躍で一応収束したものの、その首謀者が公にはならずじまいか・・・と、思いきや、ラストで“え?まさか、あの人が・・・?”という場面でこの巻が終わってしまいました。 これは、続き気になるヤツ~。

Posted by ブクログ

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