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世界航海史上の先駆者 鄭和 新・人と歴史 拡大版21
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世界航海史上の先駆者 鄭和 新・人と歴史 拡大版21

寺田隆信(著者)

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世界航海史上の先駆者 鄭和 新・人と歴史 拡大版21

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 清水書院
発売年月日 2017/08/01
JAN 9784389441210

世界航海史上の先駆者 鄭和

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2020/02/09

大航海時代に先駆けること半世紀以上、中国からインド洋を超えてアフリカの東岸まで至っていた鄭和の大船団が、そのまま半世紀継続していれば、あるいは西洋列強主義は阻止されたかもしれない。中国が海洋国家としてアジア、中東に影響を持ち続けたかもしれないという妄想にかられる内容だった。 外洋...

大航海時代に先駆けること半世紀以上、中国からインド洋を超えてアフリカの東岸まで至っていた鄭和の大船団が、そのまま半世紀継続していれば、あるいは西洋列強主義は阻止されたかもしれない。中国が海洋国家としてアジア、中東に影響を持ち続けたかもしれないという妄想にかられる内容だった。 外洋の波浪にも耐えうる大型の平底船を保有できていたという技術力がありながら、朝貢貿易という形式に首を絞められて、継続しえなかったというのは中華思想の矛盾であるように思え、何とも皮肉な結果だなと感じた。継続していくためには、どうしても儲かる仕組みでなければ、どれほど意義があっても、どれほど人のためになってもどうしようもないのかもしれないと考えてしまう。 キリンの語源がアフリカの言葉であり、ギリンに由来し、たまたま聖獣麒麟と発音が似ていたというのはおもしろい。

Posted by ブクログ

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