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八月十五日に吹く風 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2017/08/09 |
JAN | 9784062937443 |
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八月十五日に吹く風
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商品レビュー
4.1
71件のお客様レビュー
アッツとキスカについて全然くわしくなかったので楽しく読めた。史実をいい感じに物語にするのも上手だな松岡圭祐は。軽く調べてみたけど気象士官のあたりのエピソードが史実なのかは確認できなかった。これをきっかけに日本人が狂信的なだけじゃないって米国に思わせたっていうのも面白いシナリオだと...
アッツとキスカについて全然くわしくなかったので楽しく読めた。史実をいい感じに物語にするのも上手だな松岡圭祐は。軽く調べてみたけど気象士官のあたりのエピソードが史実なのかは確認できなかった。これをきっかけに日本人が狂信的なだけじゃないって米国に思わせたっていうのも面白いシナリオだと思う。本当かどうかはわからないけど。
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史実に基づいた1943年の北の最果てキスカ島での救出作戦を描く。 玉砕等が叫ばれる中、島に残った兵士5,200名を救出したという作戦。 それは戦時下にあって、人命を大切にする指揮官たちの熱い想いが込められていた。 気象士官という天気を予測する人物も乗艦した。 戦争と言えば原爆投下...
史実に基づいた1943年の北の最果てキスカ島での救出作戦を描く。 玉砕等が叫ばれる中、島に残った兵士5,200名を救出したという作戦。 それは戦時下にあって、人命を大切にする指揮官たちの熱い想いが込められていた。 気象士官という天気を予測する人物も乗艦した。 戦争と言えば原爆投下が強烈だが、様々な戦いが繰り広げられ、終戦の玉音放送後もなお攻め立てるソ連軍と戦わざるを得なかった北海道の地。 八月だからこそ、更に深く胸を打つ。 あの時代に生き、戦わざるを得なかった人々の苦難と計り知れない覚悟。 もうあの過ちを繰り返してはいけないと、月並みかもしれないけど、願わずにはいられない。 2023.8.13
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1943年5月、アメリカ領のアッツ島(熱田島)で、物量で圧倒するアメリカ軍の上陸を前にして、3千名近い日本軍守備隊が玉砕。 その2か月後、木村昌福海軍少将らが、キスカ島(鳴神島)の5千名の日本兵の撤退作戦を成功に導いた奇跡の救出劇を、史実に基づき描かれている。 “生きて虜囚の辱し...
1943年5月、アメリカ領のアッツ島(熱田島)で、物量で圧倒するアメリカ軍の上陸を前にして、3千名近い日本軍守備隊が玉砕。 その2か月後、木村昌福海軍少将らが、キスカ島(鳴神島)の5千名の日本兵の撤退作戦を成功に導いた奇跡の救出劇を、史実に基づき描かれている。 “生きて虜囚の辱しめを受けず” ・・・集団自決も厭わず徹底抗戦する日本人を野蛮な民族と見做し、原爆投下の無慈悲さを示したアメリカ軍、その戦後の占領政策に大きな影響を与えた、日米双方の人物像を浮き彫りにした、著者渾身の筆裁きに落涙す!
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