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CIAの秘密戦争 変貌する巨大情報機関 ハヤカワ文庫NF
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CIAの秘密戦争 変貌する巨大情報機関 ハヤカワ文庫NF

マーク・マゼッティ(著者), 小谷賢(訳者), 池田美紀(訳者)

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CIAの秘密戦争 変貌する巨大情報機関 ハヤカワ文庫NF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2017/08/09
JAN 9784150505042

CIAの秘密戦争

¥385

商品レビュー

3.3

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2019/05/27
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911のテロ以降、情勢を収集・分析し提供する組織から、暗殺リストを基にドローンでアメリカの敵を消す軍事組織に変貌を遂げるCIAを描いたノンフィクション。 時系列ではなく、現場の工作員から大統領まで登場人物が多く読みづらい。 しかし、軍隊を持つ国防総省と情報収集・分析から軍隊を持とうとするCIAの役所間の権力闘争は見どころ。本来のヒューミントを中心とした情報収集能力の低下もしかり。 テロリストを擁護するつもりはないが、相手国家への主権侵害が恐ろし過ぎる。 著者の暗殺に対する批判的な姿勢は、アメリカ人の良心が生きていると感じることができるのが唯一の救い。 ティム・ワイナーの名作「CIA秘録」で描いた投機的秘密工作の失敗以降の話が楽しめた。 映画ホースソルジャー、13時間ベンガジの秘密の兵士、ゼロダークサーティを理解するための参考図書にもなる。

Posted by ブクログ

2018/02/25

「CIA」と聞いてイメージするものの実体は現代では存在しないことがよくわかった。すでに軍と見分けがつかなくなりつつあり、単なる暗殺部隊のようにも描かれている。 過去には「我々はモサドとは違う」組織だったが、すでにかこのものになりつつあることがよくわかる。

Posted by ブクログ

2018/01/12

日本では詳しく伝えられることの内、9.11以降のアメリカの“テロとの戦い”の内幕。 驚きました。CIAが映画さながらの暗殺機関に変貌していたとは。ちょっと前までCIAは、巨大な官僚組織で、十分なインテリジェンス活動は行えていないと言うイメージだったんですが、9.11で息を吹き返...

日本では詳しく伝えられることの内、9.11以降のアメリカの“テロとの戦い”の内幕。 驚きました。CIAが映画さながらの暗殺機関に変貌していたとは。ちょっと前までCIAは、巨大な官僚組織で、十分なインテリジェンス活動は行えていないと言うイメージだったんですが、9.11で息を吹き返しましたね。 そしてもう一つの驚きが、アメリカ軍自体が、独自の諜報機関を養成している事。本書中で、「CIAが準軍事組織と化し、軍がインテリジェンス機関と化す」と言う様な事が書かれていますが、正にそのような、どっちがどっちなのか、良く分からない混とんとした状況になっている様です。 それと確信したのが、やっぱり“テロとの戦い”って、結局はテロリストの再生産に過ぎないのではないかと言う事。あまりにも貧弱な情報を下に活動するので、付帯被害が大きすぎます。結局のところ、CIAや軍との利権を確保した者たちが潤っただけで、CIAも軍も、本来目指したことはできていないのではないかと思います。その証拠に、未だに世界は、危険に満ち溢れていますよね。

Posted by ブクログ

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