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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 毎日新聞出版 |
発売年月日 | 2017/08/02 |
JAN | 9784620324555 |
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商品レビュー
2.3
3件のお客様レビュー
「見抜く力」という題については、ちょっとずれていると思います。 前半は身の回りでおきていることについての考察。後半は、北東アジアによる地政学的考察となっています。 ■はじめに 人生を見抜き、時代を見抜く、これが、本書のねらいです。見抜く力のガイドブックです。 ・自分のまわり...
「見抜く力」という題については、ちょっとずれていると思います。 前半は身の回りでおきていることについての考察。後半は、北東アジアによる地政学的考察となっています。 ■はじめに 人生を見抜き、時代を見抜く、これが、本書のねらいです。見抜く力のガイドブックです。 ・自分のまわりの、小さな事実の世界と、世界で起きている、大きな事実の世界とは、実際には同時並行的に起きているのです。 ・とすれば、それらを別々の世界として切り離すほうがむしろ不自然なはずです。 ■人生を見抜く 距離をおく ・匿名の烏合の衆によってあっという間に世論もどきのものが形成され、それが一挙に拡散してしまうネット社会の危うさを考えれば、距離を置くということがどれほど重要であるかがわかるはずです。 ・「見抜く力」は、こうした形骸化した客観性や数の勢いに翻弄される俗情的な世論に対して距離を置き、あくまでも「誠実に」自分と時代を見つめる洞察力を示している。 ・過去は消えていくのではなく、無意識の世界の中に沈殿し、繊細な感覚的軽々をきっかけに生き生きと蘇ってくる ・まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の 花ある君と思いけり 島崎藤村「初恋」より ・人たらしの声 ジェットストリーム 城達也 ■時代を見抜く ・地政学的に九州が、東北アジアのダイナミズムを日本を引き込むゲートウェイになるからだ。 ・残念ながら、北朝鮮という国家は存在しているのだ。そして今後も、当分、崩壊することはないと考えたほうがいい。 ・ドイツ取材であらためて驚いたのは、原発が日本のように過疎地域の、ほとんど人の目に触れない場所に設置しているのとは違って比較的目につきやすい場所になることだ。 ・リーダーの条件。ひとつは、ビジョンが不可欠だ。もうひとつは、コミュニケーション的権力である。国民多数の民主的な合意という正当性を獲得する必要がある。そして、最も重要なのは、国民の大多数が嫌がるような決定でも、それを拒否する多数者を獲得することでやり遂げるという実行力をもっているかどうかである。 ・政治の要諦とは、取り組みべき問題の優先順位を定めることである。 ・北朝鮮はどんなに厄介な隣国でも、中国にとって、死活的に重要な「緩衝地帯」なのである。 目次 はじめに 第1章 人生を見抜く 第2章 時代を見抜く おわりに ISBN:9784620324555 出版社:毎日新聞出版 判型:新書 ページ数:224ページ 定価:1000円(本体) 発売日:2017年08月05日
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政治の予定の1つは、取り組むべき問題の優先順位を定めることである 米国が中東や中央アジアに足を救われている間に、東アジアでは、米国の力が相対的に後退し、その間隙を突くように中国が海洋進出に打って出ることになった
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悩む力に共感し、同じ期待感で本を開いたが、本書は新聞に掲載された内容をまとめたもので、新しい知見を得ることはできなかった。 唯一参考になった内容としては、「見抜く力は白か黒かの二項対立ではなく、複数の視点に立って対話することでしか見えてこない」という点だけであった。 第一章で...
悩む力に共感し、同じ期待感で本を開いたが、本書は新聞に掲載された内容をまとめたもので、新しい知見を得ることはできなかった。 唯一参考になった内容としては、「見抜く力は白か黒かの二項対立ではなく、複数の視点に立って対話することでしか見えてこない」という点だけであった。 第一章では著者の生い立ちから現在の著者の「見抜く力」がどう育まれたかが記載されているが、それはあくまで著者自身のことであり、読み物としては面白いが、得るものはなかった。 第二章は2011年からの新聞掲載をまとめたものであるため、ネタが古すぎて今更感が半端なかった。 このような本は出版すべきでないと思います。
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