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靖国の軍馬 戦場に散った一〇〇万頭 祥伝社新書514
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靖国の軍馬 戦場に散った一〇〇万頭 祥伝社新書514

加藤康男(著者)

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靖国の軍馬 戦場に散った一〇〇万頭 祥伝社新書514

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2017/08/02
JAN 9784396115142

靖国の軍馬

¥605

商品レビュー

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2022/02/11
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頑張って資料を集めて書かれたことが伝わる、近代日本の馬に関するエピソード集。馬自体というか、馬と絡んだ戦前戦中の人々の逸話というところに力が入っている。連載していた雑誌の読者層を意識しているのだろうか。厳密に太平洋戦争期の日本陸軍における軍馬について研究した本ではない。 なお、歴史については扱いなれていない方なのか、各所で無茶苦茶な記述が散見される。 例えば、オスマン帝国について強力な騎兵でヨーロッパまで席巻したと述べているが、オスマン軍がヨーロッパに対して優勢となる要因は火砲の量。東ローマがコンスタンティノープルで“一敗地に塗れる”という表現は果たして適切なのか。また、オスマン帝国が神聖ローマ帝国を征服したことになっている辺りも驚く。加えてオスマン軍が弓騎兵の一斉射撃で敵を圧倒したという説明もあまりピンとこない。確かに元は遊牧系民族だが。 さらに、中国古代史について述べた部分でも、前漢と三国時代を混同していたりするる。300年くらい時代の隔たりがあることを知らないのかもしれない。また、中国史ではよく汗血馬の話で出てくる千里馬という表現、漢代の里は約415mなので、単純に4kmを1000倍してはいけない。単位について慎重になるべきというのは、門外漢では想像がつかないかも。 豆知識を増やしたいなら。

Posted by ブクログ

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