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祖国の選択 あの戦争の果て、日本と中国の狭間で 新潮文庫
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祖国の選択 あの戦争の果て、日本と中国の狭間で 新潮文庫

城戸久枝(著者)

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祖国の選択 あの戦争の果て、日本と中国の狭間で 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2017/07/28
JAN 9784101210513

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2021/11/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

同著者の”あの戦争から遠く離れて”に感銘を受け、続けて読破。 壮絶な人生を歩んでひた人々の口述が章に分かれて語られている。もしかしたら若干の風化・美化はあるかもしれないが、それでもそれぞれの人々の周りで起きた悲惨な出来事の連鎖は本当なのだろう。 そんな状況でもHumanityを失わずに生きた人々であり、それは人として真の価値があることのような気がしてならない。 第二章の語り部は、自らの体験を書くことでやっと少しづつ消化できたようだとの記載があるが、もしかしたらショッキングな出来事の追体験というのは、ある種の治療的作用があるのかもしれないと催眠療法の話をふっと思い出したりした。 ちなみに最後の章では、”あの戦争から遠く離れて”の後日談が載っている。 ドラマではなく、NHKで撮られたというドキュメンタリー、見てみたいなぁ。

Posted by ブクログ

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