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ルーアンの丘 増補新版
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ルーアンの丘 増補新版

遠藤周作(著者)

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ルーアンの丘 増補新版

定価 ¥1,485

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2017/07/21
JAN 9784569838403

ルーアンの丘 増補新版

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商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2022/05/29

著者が戦後最初の留学生としてフランスの現代カトリック文学研究をするため27歳の時にフランスに渡った2年余りの日記とエッセイ。 フランスに出発までの回想は、面白おかしく書かれています。 フランスまでの道のりでは、他国の人々とのふれあい、途中で寄港した際格差社会を目の当たりにし、カ...

著者が戦後最初の留学生としてフランスの現代カトリック文学研究をするため27歳の時にフランスに渡った2年余りの日記とエッセイ。 フランスに出発までの回想は、面白おかしく書かれています。 フランスまでの道のりでは、他国の人々とのふれあい、途中で寄港した際格差社会を目の当たりにし、カルチャーショックを受け、そして自分がキリスト教徒であることから、自分がすべきこと、己の生き方等の迷い、決断が読み取れます。 フランスの生活では、人を愛することでまた悩んだり、と青春が浮き彫りにされ、著者の心の揺れなどがとても感じられる1冊でした。 フランスに恋人もできるのですが、結核にかかり、帰国。別れまでの3日間の旅行(本人は新婚旅行、と位置づけている)、分かれて船にのった後も、恋人フランソワーズに書いた手紙が、情熱的です。 著者の妻、順子夫人が広い心をもってこれらを公開することにしたことに敬意を表したい気持ちです。

Posted by ブクログ

2017/11/26

ところどころに、その後の遠藤周作の作品につながる部分がみられる。読後に、遠藤周作作品を読みたくなる。

Posted by ブクログ