ボトルクリーク絶体絶命

ワット・キー(著者), 橋本恵(訳者)

• 販売会社／発売会社: あすなろ書房
• 発売年月日: 2017/07/01
• JAN: 9784751528716

商品レビュー

2020/02/05

ハリケーンサバイバル。
リバーガイドにハウスボート、馴染みの無い暮らしに、それだけで興味を惹きつけられる。アメリカンだ。
そして、少年らに襲いかかる、動物のむき出しの野生。
自然は容赦がない。

2017/10/16

米国アラバマ州のテンソー川のハウスボートにリバーガイドの父親と二人で暮らすコート・13歳。母親は、ボート暮らしを続ける父親に愛想をつかし出ていった。コートは、父親の手伝いをしながらも、母親と4人の暮らしが戻ってくることを望んでいる。幼馴染のライザは気になる存在だが、船暮らしの自分には似合わないと思っている。
ハリケーンの季節の9月、規模の大きなハリケーンがやってきた。ハウスボートを心配するライザの母親は、船をつないで家に来るように薦めてくれた。コートの父親とライザの母親も昔からの友だちなので、ライザの家に行くことになる。しかし、夜になってもコートの父親は現れない。近くに住む母親を心配して訪ねているようだ。ライザの母親が確認に出た間にコートとライザ・ライザの妹のフランシーをハリケーンが襲う。
巨大ハリケーンに逃げ惑う動物たち。危機感に緊張する野生動物たちとの壮絶なサバイバル。三人はどうやってこの危機を乗り越えるのか！？

次々と襲いかかる危機的な状況に、息をのむ思いで読み進んでしまう。でも、ふと本当にこんな状況、切り抜けられるの？と思ってしまった。
訳者あとがきで、これは映画の「ダイ・ハード」だ、と書いているが、本当にこれはハリウッド映画のようで、ちょっと首をかしげてしまう。

2017/10/02

十三歳のコートは、湿地でリバーガイドをする父さんと暮らしていた。幼馴染のライザとは最近うまく話せない。ハリケーンが近づく中、父さんは母さんの家に行ってしまい、迎えに行ったライザのお母さんも増水のため戻れなくなった。コートとライザ、ライザの妹のフランシーは、ハリケーンに3人だけで閉じ込められる。