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ぼくのほんとうの話 コミックエッセイ
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ぼくのほんとうの話 コミックエッセイ

うさきこう(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎コミックス
発売年月日 2017/07/14
JAN 9784344840249

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商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

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2017/10/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

少女漫画が好きなこう君。確かに作風は岩館真理子さんのような優しいタッチで、とても控え目なこう君そのものという作品でした。お試し読みで、それこそひと読み惚れしてしまったのでした…。 LGBTがテーマのコミックエッセイ(実話)なのできっと傷つくことばかりなんだろうと思っていたけど、そんなこともなくて、そんな傷を持ってるからこそしみる優しさのほうが多かったです。 片想いだけど、恋愛漫画としても私は推したい。小学生の正人君が素敵なのですよ。 とにかく作者の感受性の豊かさや言葉の選び方、すべてが可愛くて愛おしくて。もっとこの方から紡がれる作品を読んでみたいです。 追記。最近、保○田なんちゃらというお笑いキャラに賛否両論あり…。ちょうどこの作品にもTVのホモネタで教室が盛り上がっていたけれど、こう君は見ていないと嘘をつくシーンがありました。大人とは違って子供の世界はそれこそ教室ほどの小ささで逃げることもできず、ひとりぼっちで見えない恐怖と闘っているんだよとせめて大人は知っておいてほしい

Posted by ブクログ

2017/08/28

LGBTQの本棚から  第18回「ぼくのほんとうの話」 今回紹介するのは「ぼくのほんとうの話」という漫画です。 作者はうさきこうさん。 前回と前々回に紹介した新井祥先生のお弟子さんでもあります。 そんなうさきさんの小学生時代の初恋のお話なのですが……。 その初恋が自分のセク...

LGBTQの本棚から  第18回「ぼくのほんとうの話」 今回紹介するのは「ぼくのほんとうの話」という漫画です。 作者はうさきこうさん。 前回と前々回に紹介した新井祥先生のお弟子さんでもあります。 そんなうさきさんの小学生時代の初恋のお話なのですが……。 その初恋が自分のセクシャリティに気づくきっかけとなったのだそうです。 『もう随分と前――  あの頃の僕は 親が知らないことを知っていた  教師が分からないことを分かっていた  男の子が女の子に 女の子が男の子に  恋をするみたいに  男の子が男の子に恋をするということ――』 これは小学生の男の子が、自分がゲイだということを知るお話です。 漫画では主人公の日常を通して「人と違うこと」への恐怖や、ゲイであることへの葛藤が描かれています。 ぬいぐるみを好きなのは女々しいのか、男らしいってなんなのか、自分はフツウじゃないのか…… 人によって悩みは様々ですが、こんな風にこんな感じに悩んでいる小学生だっているわけです。 個人的に印象的に残ったセリフが多かったので、いくつかご紹介します。 まず 『ママも先生も僕が女の子を好きだと勘違いしている。僕を悩ませる人たちはいつだって「いいひと」たちなんだ――』 このセリフ……。 「いいひと」たちの言葉は悪気がないだけに、余計に傷ついてしまうんですよね。 誰も悪くないからこそ、怒りや不安をぶつける相手はいないし、その傷を表に出すこともできないから隠すしかない……。 そうやって彼はたくさんの思いを心の中に溜め込んでいくのですが、それには限界があるので、何かしらの形で外に出さないと、いつかあふれでてしまいます。 それがスポーツや趣味なんかだといいのですが、不登校だったり自傷だったりすると、孤立するので余計に1人で抱え込んでしまうことになるんです。 しかもそういう行動に出た子どもに対して周りの人たちはほぼ必ず否定的になってしまうんですよね……。 そんな悪循環を断ち切るためにはLGBTQに対する周囲の理解が必要不可欠なんですが……。 次は学校で性教育の授業を受けた後の場面……。 「異性が気になるのも、好きになるのも、悪いことじゃなくて、みんなの心と体が大人になっている証拠」なのだと先生は言いました。 じゃあ異性を好きにならない、同性を好きになる僕は……? 『それじゃあ僕は一生  大人になれないのかもしれない』 ここで 「大人になれないわけないじゃないか」 と思うかもしれないですが 大人が当たり前に思っていることも、子どもはわからなかったり、大人の予想の斜め上をいく考えを持ってしまったりすることがあるのです。 子どもですから……。 トランスジェンダーの子が「自分はいつか男の子(女の子)になれる」と思うように……。 もし相談を受けたり悩みを打ち明けられた時に、あたりまえのことを聞かれたとしても、笑ったりバカにしたり、否定したりしないであげてください。 その子にとってそれはとっても深刻な問題で、大事なことなので! 漫画の帯には 『大人にも子どもにも知ってほしい "ほんとうの話"』 とあります。 実話なので自分と照らし合わせて読んだり、当事者を想像しやすいと思います。 絵もやさしい感じで、落ち着いて読めると思います。 図書館に漫画を置くことに問題がなければ、主人公も小学生なので、小学校から入れられるかと思います。 (LGBTQ関連の本は漫画が一番進んでいるのでぜひ入れてほしいと思うのですが……) ところで 日本政府は今年3月、10年に一度改訂する学習指導要領にLGBTについての教育を盛り込まないことを決めた。つまり、日本の子どもたちが、義務教育の中でLGBTについて学ぶことは今後10年ないということになる。 (引用元:http://genxy-net.com/post_theme04/8111117l/) らしいんですよ……。 つまり子どもたちは自分で情報を集めるしかないわけで…。 いくらインターネットが発達して情報がたくさん集められる時代といっても、適切な情報を見極めるのは難しいですよね。むしろ情報が多すぎて混乱してしまうかもしれません。 それに対して本はたくさんの人のチェックを通って出版されるので、正しい情報がほとんどです。 図書館が学校教育の手の届かない部分をカバーできる場所になるといいなと思います。 2017/08/28

Posted by ブクログ

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