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直感はわりと正しい 内田樹の大市民講座 朝日文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2017/07/07 |
JAN | 9784022619082 |
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直感はわりと正しい
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
ちょうど高校生の頃、図書室で毎週AERAを読んでいたので、懐かしさもあってかものすごく面白かった。 皮肉も効いてて最高。 高校生のときこそこういう評論を通じてじっくりと世界を観察すべきだな。 私は受験勉強の方に振りすぎて、大事な時間を無駄にした感があるので余計に。 私も内田先生...
ちょうど高校生の頃、図書室で毎週AERAを読んでいたので、懐かしさもあってかものすごく面白かった。 皮肉も効いてて最高。 高校生のときこそこういう評論を通じてじっくりと世界を観察すべきだな。 私は受験勉強の方に振りすぎて、大事な時間を無駄にした感があるので余計に。 私も内田先生のご専門と近いところで学んだので、生産性が低いと思われる分野への眼差しや価値観が似ていた。
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2008年から2013年にかけて、雑誌『AERA』(朝日新聞出版)に連載された著者のコラムをまとめた本です。 この連載について著者は「あとがき」で、900字という分量は書くのにいささか工夫がいると述べており、そのコツとして「冒頭であるテーマを提示して「今日はこんな話をします」と...
2008年から2013年にかけて、雑誌『AERA』(朝日新聞出版)に連載された著者のコラムをまとめた本です。 この連載について著者は「あとがき」で、900字という分量は書くのにいささか工夫がいると述べており、そのコツとして「冒頭であるテーマを提示して「今日はこんな話をします」といったときに読者が「じゃあ、こんなあたりに話が落ち着くのかな」と予想した通りには絶対に書かないということです」と述べています。たしかに他の論者には見られない議論の進めかただと感じる一方で、いかにも内田樹らしいと思えるようなところに着地しているようにも感じます。 時事ネタが中心ですが、そのなかでもやはり政治について発言しているものが目を引きます。大阪府の知事と市長を務めた橋下徹の「改革」について、あるいは民主党政権から自民・公明連立政権への移りゆきについて、そのときどきのネタに言及しながら、この国の「知性」の先行きに対する著者の不安が、ほとんど諦めに近いようなことばをまじえつつ、記されています。全体を通して興味深く読みましたが、気分が上向きになるような話はすくなかったように思います。
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内田氏がAERAに寄稿していたコラムを文庫本化したもの。約10年前のもので当時の政治や経済、社会、文化など様々なテーマが取り上げられており、内田氏の指摘が短くまとまっていて読みやすく、理解しやすい。この人の指摘は鋭さというより噛んで言い含めるような浸透力にあるのだと実感。「貧しい...
内田氏がAERAに寄稿していたコラムを文庫本化したもの。約10年前のもので当時の政治や経済、社会、文化など様々なテーマが取り上げられており、内田氏の指摘が短くまとまっていて読みやすく、理解しやすい。この人の指摘は鋭さというより噛んで言い含めるような浸透力にあるのだと実感。「貧しい人にもっとお金を配分せよというのは、金さえあれば問題は解決するという拝金主義の裏返し」「同じ仕事ができるなら賃金が一番安い労働者が良い労働者」「自分は知らないけどなんだか面白そうな話を排除しないセンス」
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