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利休の生涯と伊達政宗 茶の湯は文化の下剋上
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河原書店 |
発売年月日 | 2017/06/01 |
JAN | 9784761101763 |
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利休の生涯と伊達政宗
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利休の生涯と伊達政宗
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商品レビュー
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1件のお客様レビュー
茶人学者が連載したのを1つにまとめた本なんだけど、とにかく素晴らしいの一言。特に秀吉の奥州仕置きと伊達政宗の動きについて、文献を丁寧に読んで当時の武将たちの心情も踏まえて経緯を見ていて、それがそのまま利休切腹と関ヶ原に繋がっていく様を示している。これが説得力があり、利休切腹という...
茶人学者が連載したのを1つにまとめた本なんだけど、とにかく素晴らしいの一言。特に秀吉の奥州仕置きと伊達政宗の動きについて、文献を丁寧に読んで当時の武将たちの心情も踏まえて経緯を見ていて、それがそのまま利休切腹と関ヶ原に繋がっていく様を示している。これが説得力があり、利休切腹というと本能寺の変の黒幕ぐらいいろんな説があると思っていたけど、基本的には豊臣政権を安定させようとし政宗にも強硬に臨んだ三成と政宗擁護派との確執の犠牲になったというところなんだろうな。 全体は利休の生涯的な話なのだけど、書院と草庵の茶の成り立ちもそれぞれ説明し、当時の堺や近畿周辺の権力争い、利休以前の茶の宗匠などについてとか、信長が上洛してから御茶湯御政道として利用したというより傅役の平手からしっかりと仕込まれて素養があったということ。秀吉が天下を取る過程と利休との関係だったり、秀吉の肉声を伝えるような宗湛の記録とか、とにかく内容盛りだくさんで細部まで丁寧、そして面白い。
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