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日本はこうして世界から信頼される国となった わが子へ伝えたい11の歴史 小学館文庫 プレジデントセレクト
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日本はこうして世界から信頼される国となった わが子へ伝えたい11の歴史 小学館文庫 プレジデントセレクト

佐藤芳直(著者)

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日本はこうして世界から信頼される国となった わが子へ伝えたい11の歴史 小学館文庫 プレジデントセレクト

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2017/07/06
JAN 9784094700190

日本はこうして世界から信頼される国となった

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2022/09/03

読了直後の感想は歴史のコラージュ、そして以前読んだ歴史家・中塚明の書いていた「ミクロとマクロの往復」ということ。 歴史のコラージュ…著者の意見に合う、都合の良い部分だけを切り取って「こういうことなんだよ」と主張しているように読めること。この本は主に近世以降の日本史の中で「日本人...

読了直後の感想は歴史のコラージュ、そして以前読んだ歴史家・中塚明の書いていた「ミクロとマクロの往復」ということ。 歴史のコラージュ…著者の意見に合う、都合の良い部分だけを切り取って「こういうことなんだよ」と主張しているように読めること。この本は主に近世以降の日本史の中で「日本人が誇りに思える」エピソードを11個取り上げているけど、第1章~第3章は特にそう。 その一方、第二次世界大戦中のエピソードを取り上げた第7章、第11章はいわゆる東京裁判史観とか自虐史観と言われるものへのアンチテーゼで、確かに著者のいうところにも理があるよな、と思う。ただ、これは「ミクロとマクロ」で、ミクロとしては理があるんだけど、それだけで著者の「こうだったんだよ」と言い切るのは無理筋。そういうミクロがある上で、マクロはどうだったのか、を読み手が考えないと、著者のいうところに流されてしまいそう。 そういう意味で、自由主義史観に始まる一連の歴史の見方(著者は渡部昇一を信奉しているよう)は、やはり歴史「学」でなく、歴史「風」に見えてしまうんだよなぁ…。 この本も歴史を素材(白人vs有色人種とか、帝国主義vs主権独立など)として、「日本人の誇り」「誇りに思える祖先が築いた現在」を言うことが主眼。その意味で、ある目的を基に歴史を見るから、歴史の本というより日本人論というほうが適切かも。

Posted by ブクログ