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1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった
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1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった

せきしろ(著者)

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1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった

定価 ¥1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2017/06/28
JAN 9784575240412

1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった

¥220

商品レビュー

3.4

10件のお客様レビュー

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2024/07/31

自由律俳句の人ってイメージ。 又吉さんとの本『まさかジープで来るとは』ってタイトルが凄く印象に残ってる。 今作は、せきしろさんの自伝的小説になるのかな。 あんまりラジオは聞かないから、いわゆるハガキ職人的なのも、聞いたことがある程度。 でも、自分が投稿したハガキが読まれるのって...

自由律俳句の人ってイメージ。 又吉さんとの本『まさかジープで来るとは』ってタイトルが凄く印象に残ってる。 今作は、せきしろさんの自伝的小説になるのかな。 あんまりラジオは聞かないから、いわゆるハガキ職人的なのも、聞いたことがある程度。 でも、自分が投稿したハガキが読まれるのって確かに嬉しいのかも。 Xで、いいねとかリポストとかもらうのにも少しは似てるかも。そう思うとやってみたくなったり。 何もないと思っていた私にってタイトルにあるように、そういうふうに思って過ごしている人は多くいると思う。しかし、せきしろさんにはハガキがあった。本当にそのためだけに生きてるようで、そんな風に思える何かがあるって良いなぁと思った。 僕もいい加減何か見つけないとな。

Posted by ブクログ

2021/09/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

せきしろさんという方を知らずに読みました。文章力は凄まじいんだけど、厨二病をずっとひきずってしまっているような感じがしてしまった。母親からの仕送りをほぼ葉書代に使ってしまうなんて。価値観は人それぞれですね。この時代はメールとかツイッターとか使ってるんだろうか? 自分に一度は共感してくれた友人とは本音をいいあえずフェードアウト。盗作の川東はクズだけだ、大学に行きたいんだと打ち明けた北上は責めなくてよかったんじゃないのかな。

Posted by ブクログ

2019/12/31

せきしろという人を全く知らずに読むという行動を起こしましたが、それが功を奏したか物凄く心がキリキリしました。コミニュニケーション能力が低い男の子が、高すぎる自意識に振り回されて、今の自分は本来の自分ではない、でも何をしたら良いか分からない。友達は出来ない、出来ても心を開くなんて事...

せきしろという人を全く知らずに読むという行動を起こしましたが、それが功を奏したか物凄く心がキリキリしました。コミニュニケーション能力が低い男の子が、高すぎる自意識に振り回されて、今の自分は本来の自分ではない、でも何をしたら良いか分からない。友達は出来ない、出来ても心を開くなんて事は考えられない。 居場所が無いまま東京で漂うせきしろは、1リスナーでしかなかったラジオへの投稿に全てを注ぎ込むのでありました。 自分はこういう自己破滅的な行動に出られる性格ではないのですが、元々内向的で友達も出来にくい人間で、暗黒の高校時代を送る自意識過剰の少年だったので、妙に分かる部分が沢山あって背筋がひやりとしました。 自伝的な本なので成功者が書いているのに、胸にノスタルジーではなくて痛みが・・・。 最近読んだ本の中で、「明るい夜にかぎって」「ハガキ職人タカギ」という2冊がラジオへの投稿をテーマにしているものがありましたが、どれも青春だなあと思わせるものだったのに対して、この本は胸苦しくなる時間の浪費をとうとうと書いています。これもまた人生・・・。個人的に好きな本です。

Posted by ブクログ

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