やがて君になる(4) 電撃C NEXT

仲谷鳰(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2017/06/26
• JAN: 9784048929196

商品レビュー

2025/09/05

文化祭の劇に向けて引き続き、練習を重ねる生徒会一同。今回は動きが控えめだったような気がする（もちろん肝心なところはしっかり進行してるけども）。自分が侑なら悶々してしまいそう。相変わらず燈子先輩は綺麗で、目が離せない。

2025/04/22

「やがて君になる4」読了。
演劇のテーマろ現実がリンクしていく作りが面白い。これを機会に燈子の考えが良い方向に行くと良いけど。すごく続きが気になる。

燈子にとっては完璧な姉を目指してこれまで無理をして頑張ってきたけど、姉の同級生から学校での姉の姿を聞き、それが自分の前にいる時の姉とはかけ離れていたので、本当の姉がどれなのか分からなくなり、燈子自身もこれからどうすれば良いか分からなくなってしまう。

それを打ち明けられた侑は、演劇の台本のクライマックスを修正することで、燈子の考え方を改めさせようと計画する。

あと、紗弥香推しの自分としては、紗弥香の昔の先輩に燈子との仲の良さをアピールするシーンがめちゃくちゃ良かったです。

紗弥香も侑もすごく燈子に優しいのが素敵な世界で良いです。

2021/09/27

　これまで同様再読。既に何度か読み返しているけど、この巻では生徒会劇の練習が始まって、その内容とダブる形で燈子の葛藤にスポットが当たる。また練習を進める中で、なりたい（なるべき）ビジョンが揺らぐのも良い。
　嫌いな私を好きにならないで、好きな（ぼかされているが）あなたを嫌いにならないで、という辺りの感情表現はかなり影響を受けたというか、ツボな部分。劇と現実が重なる中で、今の自分を好きになってもらおうとする布石が打たれる。今回は二人の関係を大幅に進めるというより、深掘りしつつタメの役割もあったな。