会計は一粒のチョコレートの中に

林總(著者)

• 販売会社／発売会社: 総合法令出版
• 発売年月日: 2017/06/21
• JAN: 9784862805546

商品レビュー

2021/01/27

学んだ事！

・仕事をする上で、「目的」を明確にする事の重要性。利益はあくまで前提。

・パレートの法則。結果につながる重要な行動は、全体の約2割。

・経験しない事は理解できない。本ばかり読んでも得るのは「情報」。実行して初めて「知恵」になる。

感想

非常にオススメ！会計の知識習得という意味でも良いが、ストーリーが良く、読書後ジーンとくる物があった。

2018/09/27

公認会計士である著者がチョコレート製造販売の会社の再建を通してマーケティングにつながる会計を書いた一冊。

ストーリーの内容がしっかりしている中にも会計の踏み込んだ知識が書かれており、楽しく勉強することができました。
利益を追い求めることが真の会社の目的ではないこと
粉飾決算のカラクリやマーケットインの考え方が物語を通して理解することができました。

物語は良く出来ていて面白かったのですが、解説がもう少しあると実用書としても使えると感じました。

読んでいて、物語を通してビジネスの本質に触れることができ会計に精通している著者の考えが深く知ることのできた一冊でした。

2018/09/03

ビジネススクールを主席で卒業したのに日本の中小企業に就職する真っ直ぐな主人公。
ビジネススクールの同期に、彼に恋心を寄せる女の子がいて、彼の困難を最後に解決してくれる。
という今回の林先生の会計小説だが、団達也のときと設定・展開が同じじゃないか、と思う人も多いハズ。
しかも今回はチョコレート製造の会社が舞台で、『崖っぷち女子大生あおい、チョコレート会社で会計を学ぶ』も再利用。
ところで、本書の題名は、松田公太さんの自伝本の香りがするのですがどうでしょう。